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新型コロナウイルスワクチンの廃棄を防ぐ 長崎県内の各自治体の対応は

2021年06月10日 19:10

10日のマルイチは、新型コロナウイルスワクチンの「廃棄」をめぐる問題です。
高齢者へのワクチンの接種が進む中、急な予約のキャンセルなどで余ったワクチンの廃棄を防ごうと、各自治体は知恵をしぼっています。

新型コロナワクチンは専用の冷蔵庫で保管され、開封すると、すぐに使い切る必要があります。

全国では余ったワクチンを廃棄した例が報告されていて、河野 太郎 行政改革担当大臣は5月、「貴重なワクチンを廃棄しないよう対応してほしい」と自治体に呼びかけていました。

こちらは、長崎県庁に12日設置される長崎県のワクチン接種センターです。

12日から65歳以上の高齢者に対し、大規模接種を始めますが、万が一ワクチンが余った時に備え「キャンセル待ちリスト」を作成しています。

最優先は、予約をしている高齢者のうち「前倒しの接種」を希望する人です。

その次は「まだ接種券を持たない64歳以下」にも対象を広げます。

このうち、優先順位の高い順に、「高齢者施設・障害者施設のスタッフ」。

次に「子供と接触する機会の多い保育所や幼稚園、児童相談所のスタッフ」。

そして「不特定多数と接する長崎県警や警察署の署員」。

最後に「接種会場のスタッフや長崎県の職員」の順です。

すでに集団接種を始めている佐世保市は、余ったワクチンを保育所や幼稚園の職員、現場にいた佐世保市の職員などに接種したと報告しています。

一方、雲仙市が10日から始めたのが「もったいないコロナワクチンバンク」です。

インターネットか雲仙市役所などの窓口で、名前や電話番号などを登録しておくと、接種のキャンセルが発生した際に優先的に接種できる可能性があります。

対象は、雲仙市に住民登録をしている人で、接種券を持っていなくても登録できます。

雲仙市によりますと、10日朝から登録に訪れる人が増えているということです。

ワクチンの廃棄につながりかねないのが「二重予約」です。

例えば、長崎市に住む高齢者が「集団接種」を受けたいと考えている場合、「長崎市が実施する集団接種」か「長崎県が実施する大規模集団接種」のどちらかを選ぶことができます。

どちらかしか受けることはできませんが、両方の自治体で予約をしてしまうケースが全国でも確認されています。

直前の急なキャンセルは貴重なワクチンの破棄にもつながりかねません。

長崎県などは、二重予約をしないように注意を呼びかけています。

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