ホームニュース“夫が90分、妻が409分”の格差解消へ…初設定の「共家事・共育てウィーク」協力企業などが活動開始

“夫が90分、妻が409分”の格差解消へ…初設定の「共家事・共育てウィーク」協力企業などが活動開始

2025年11月14日 18:47

家事に向き合う時間は1日あたり夫が90分、妻が409分・・・夫婦のうち女性に偏りがちとのデータが出ている家事や子育てについて、協力するきっかけにしてほしいと新たな取り組みが始まりました。
 
県庁で行われたキックオフイベントです。
 
県は、14日から23日までの10日間を家事や子育てなどを夫婦で協力して行うことを目指す「共家事・共育てウィーク」と初めて設定しました。
 
県内のスーパーマーケットや電力会社、銀行など10の企業や団体が協力企業で、「ノー残業デー」の設置や、家事の時短につながる惣菜の販売などを通して、家事や子育ての負担を減らすきっかけになればとしています。
 
県内の6歳未満の子どもを持つ夫と妻の家事に関する時間(1日あたり)は夫が90分、妻が409分と大きな開きが出ています。
 
県は、この機会に家事や子育ての協力体制について夫婦で話し合ってほしいとしています。

県民生活環境部 男女参画・女性活躍推進室 山脇卓 課長補佐
「男性は(家事や子育てを)やっていると思う部分は意識は高いが、見えないところを妻はまだまだだよ、と思っている」「家庭内で夫も妻も一緒に協力できているパーセントを上げていきたい」
 
期間中、県内各地で夫婦参加型の子育てワークショップイベントが行われます。

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