高総体の季節です!
県内各地で熱戦が繰り広げられていますね。
今日は高総体バレーボール競技の中継収録をしてきました。
私は、春高につづいて今回も女子を担当です。
決勝に進んだのは九州文化学園と純心女子。
注目は純心のエース伊藤さんと九文のエース佐々原さんのライバル対決でした。
2人は中学時代、県選抜メンバーでのぞむ県対抗の全国大会「JOC」で長崎県代表が優勝した時のエース同士です。
1月の春高予選では、2人のスパイクの打ち合いになりましたが、結果は九文の3-0。
今回試合前の取材で、伊藤さんに佐々原さんへのライバル心を聞いたところ「特別な意識は無いけど、当たるからには頑張りたい」とさらっと話していましたが、実は春高のあと、「佐々原さんに打ち負けた」と大変悔しそうにしていたんだそうです。
その悔しさを胸にのぞんだリベンジの場。
純心はリズムに乗れないまま第1セットを落とした後の、第2セット。
伊藤さんは多少トスが乱れても相手コートにスパイクを打ち切ります。
するとエースのプレーに流れをつかんだ純心は、成長著しい2年生の草野さん、センターの町田さんなど全員バレーで次々と得点を重ねていきます。
万全と見られた九文バレーにも綻びが出て・・・九文から、ついにセットを奪います。
一方の九文は、生命線のセンター陣が苦しむ中、佐々原さんが苦しい場面に託されたトスをしっかりと決め、こちらも態勢を立て直します。
苦しい場面ではお互いに両エースにボールを託す両チーム。
結果・・・試合は3-1で九文の勝利。
前回1セットも取れなかったことを考えると上積みではありますが、伊藤さんにとっては今回も悔しい結果に終わりました。
まだ秋の春高県予選に彼女が出るかどうかは分かりませんが、このライバル対決、もし見られるものならもう1度見てみたいなと感じました。
もちろん県代表となった佐々原さんには伊藤さんの思いもインターハイに持って行ってもらい、全国での素晴らしいプレーをしてほしいと思います。
さて今日収録した女子決勝戦の模様は明日(9日)の「高総体Gopan」の中で放送します。
女子だけでなく男子の模様もお届けしますよ。
15時58分からの放送です。
ぜひご覧ください!