神野 友美
2010年3月24日(水)

ずいぶん、ご無沙汰していました!

ソメイヨシノも開花して、あと1週間で新年度ですね~早い早い・・。

 

 

さて、今日は昼間から、うっかり泣いてしまいました。

春の高校バレーはきょう、準々決勝。

女子代表の九州文化学園がベスト4をかけて、東京の共栄学園と対戦しました。

ニュースでもお伝えしたとおり、結果はストレート負け。九文の春が終わりました。

 

大会前、選手達は完全に迷走していました。

一生懸命プレーしているんだけど、監督が伝えたい「何か」が足りない。

 

特に、キャプテンの佐々原和(のどか)選手には厳しいゲキを飛ばしていました。

彼女は1年生の頃からレギュラーとして活躍していて、先輩たちの下で、本当にのびのびとプレーしていました。

最高学年になり、キャプテンになり・・・

エースとしての自覚、キャプテンとしての気持ちの持ち方が

どうあるべきなのか。

 

大会前の取材で、インタビューが終わりカメラを止めると、彼女は泣き出してしまいました。

「どうしていいか、分からない・・・」

 

 

レシーブを上げるだけじゃだめ、鋭いスパイクを決めるだけでは、「九文バレー」じゃない。

九文を取材するようになってから3年。

まだ日が浅いけれど、それだけは私にも分かるようになりました。

 

春高開幕。

九文は、準々決勝までの2試合をストレート勝ち。

調子は悪くありませんでした。

 

でも、きょうは完敗。

第2セットは、一時、10点差つけられました。

 

完敗とはいえ、

第1セット 25-20

第2セット 25-20

 

20点台まで点数を詰めたのは、2セットとも、佐々原でした。

エースの気迫が感じられました。

最後、プレーでチームを引っ張ったキャプテン。

 

試合後のインタビューでは

「最初からエースとしての仕事をしていれば、負けなかった」

と、今度は涙を隠すことなく、言い切りました。

 

負けたけれど、

佐々原は、この試合で、何かを感じとったんじゃないかな。

 

 

春の高校バレーの3月開催は今年度まで。

来年度からは1月開催なので、佐々原選手達2年生にはもう一度、春高に出場するチャンスが巡ってきます。

 

次の春の前に、夏のインターハイも秋の国体もあるけれど、次はきっと、真に強い九文バレーが返り咲くと信じています。

 

 

きょうの試合の様子は、深夜0時35分から放送されます。九文の熱戦、ご覧下さい。

 

2009年11月17日(火)

韓国釜山で起きた射撃場の火災事故。雲仙市の同級生グループが巻き込まれ、地元の吾妻町には言いようのない悲しみが広がっています。


 

3年前、番組の企画で韓国ソウルにある射撃場に行きました。

射撃場は屋内で、薄暗く、ゲームセンターのような空間・・・一通りの説明をうけたあとは、防弾チョッキを身につけ、すぐに体験できます。私も初めての体験に興奮し、楽しんだ事を覚えています。

娯楽を求めて自由に出入り出来るレジャースポットで予想だにしない事故。レジャースポットという身近な場所だけに、韓国から送られてくる悲惨な現場の映像を見るたびに、ぞっとします。

 

逃げる間がなかったのか、逃げみちが無かったのか・・・。

被害にあった方の家族が「人災」だと憤っていたのが心に残りました。

 

 

被害に遭った方、家族の方の無念を思うと、事故原因の究明だけで事が終わるわけではないけれど、一刻も早い事故の解明が待たれます。

2009年10月30日(金)
会っちゃった・・・

きょうも清峰高校へ。

ちなみにきょうの一枚はこれ!

きょうの今村猛投手

 

きょうは広島東洋カープから球団関係者が挨拶に来ました。赤いカープの帽子、なかなか似合っている。

 

 

清峰高校にやってきたカープ球団関係者は3人。

 

どれどれ・・名前を見ると、なにやら見覚えのある名前が・・・。

 

「スカウト部 田村 恵」

 

 

「・・・!!!!?

これって樟南の田村くんじゃないですか!?」

 

 

 

 

田村 恵(たむら けい)。

かつての甲子園のヒーローである。

鹿児島の樟南高校が夏の甲子園で準優勝した時のバッテリーですよっ!!あの福岡-田村バッテリー。鹿児島の人なら覚えているかも。

あれは確か、私が小学生の時。94年なので15年前?の夏の甲子園、樟南が決勝まで進み、絶対優勝すると思われていたけど、佐賀に負け、準優勝に終わった、あの夏のヒーローです。テレビにかじりついて、試合を見てなー・・・・

 

その、テレビの中の甲子園のヒーローが、あのヒーローが、長崎に清峰高校にいたんですってば!私の目の前に!

名刺交換する時間もなく、こっそり写真を撮るなんてことも、もちろん出来ず・・・・

 

 

しかし、15年。

ユニホームに身をつつみ、甲子園球場で輝いていた田村さんも、もう三十代前半?私の記憶は高校球児のままなんですけど・・・あ~何だか切ない。

 

その田村さん(九州地区担当スカウト)が今村くんを見初めたおかげで、こうして広島へと進路が進んでいるのである。良かった。本当に良かった。そしてありがとう、田村さん。

 

とりとめのない話でごめんなさい。つい、高校野球ファンとして、ちょっと興奮してしまいました。

2009年10月29日(木)
運命の瞬間

「運命の瞬間」と言えば、今から私が何を話したいのか、きっとお察しの方もいらっしゃるでしょう。

きょう10月29日はプロ野球ドラフト会議でした。

清峰高校の今村猛投手は、広島東洋カープが交渉権を獲得しました。

 

きょう午後3時過ぎ・・

授業を終え、校長室に向かう途中は、まだまだ余裕の表情だった今村くん。

 

「きょう中継何時っすか?」

 

「6時17分ごろ!よろしくね~!」

 

その1時間後、モニターが設置された会見場にやってきました。見守る報道陣は70人近く。

汗をぬぐえば「パシャパシャ・・」

笑っても「パシャパシャ・・・」

 

彼の一挙手一投足ごとに「パシャパシャパシャッ・・・」 

 

しまいには身動きせずに、ただただモニターを静かに見守るしかなかった今村くん。

 

そして始まったドラフト会議。内々に、広島東洋カープから1位指名されると伝えられていたけれど、やっぱり緊張するものです。まさに彼の運命が分かれる瞬間ですから。これでもし、他球団が1位指名し、くじ引きとなったら、彼が広島に行く運命はないわけですし、もし、広島が1位指名しなかったら・・・なんてことも考えてしまいました。

 

プロ野球に行くことは今村投手が自ら決めたこと。

でもそこから先、どこでプレー出来るかは12球団の心次第。

まさに自分の意志ではどうにも出来ない運命なのです。

 

1人の野球少年の大切な人生、どうか大切に育てられ、ファンから愛される選手になってほしいと祈るばかりです。

 

記者会見をして、胴上げされて、各社のインタビューを一通り終えたのが5時半。

その後はテレビ局の中継が4局分、控えていました。

 

今村くん  「中継何時からですか?」

神野    「KTNの中継は6時17分からだけど、NBCが6時5分からだと思う~」

今村くん  「・・えっ!?何局あるんすか?」

神野    「KTNの後、30秒後にNHK、その1分後にNCC。」

今村くん  「・・まじっすか。それできょう終わりすか?」

神野    「多分・・・新聞とか雑誌のインタビュー終わったんでしょ?」

今村くん  「・・・? 終わったんすかね~」

 

 

もう何がなんだか分からない状態の様子。そりゃそうだ。

 

「指名されたときは頭が真っ白になって・・・」

 

この言葉が今日一日がいかに重いものだったのか、語った気がします。とりあえず、お疲れ様。

そして名誉ある1位指名、おめでとう。

ちなみに、チームメイトに考えてもらった今村くんの愛称は・・・・

愛称は「たけるん」

 

 

広島東洋カープのファンの皆さん!どうか「たけるん」をよろしくお願いします!

 

 

 

2009年10月21日(水)
「強い」わけ

久しぶりに清峰高校に取材に行ってきました。

春のセンバツ大会の優勝投手、今村猛投手の取材です。高校の現役は引退していますが、プロ野球を目指して、日々練習に参加しています。きょうは女房役の川本捕手も練習に顔を出してくれました。彼らに最後にあったのは、7月22日。夏の甲子園県予選の準々決勝 対長崎日大戦、皆既日食の日。昼間から夜間用のライトがたかれ、何とも不思議な光景の中で行なわれた一戦でした。

 

清峰ナインにとって春夏連続の甲子園優勝の夢が絶たれた試合です。試合後、涙が止まらず、放心状態に陥っていた姿が痛々しかった・・。

 

それから3ヶ月、すっかり髪も伸び、次のステージに向かって前を向いていました。

 

きょうは、他局も取材に来ていて、春の甲子園、夏の大会で共に清峰を取材した記者さんと話し込んでしまいました。そこで聞いた話。

 

「清峰が負けた翌日さ~、いてもたってもいられなくなって、ここ(清峰高校)来ちゃったんだよ~、3年生がどうしているか気になって・・3年生は誰もいないだろうな~って思ったんだけど、いたんだよ、全員。」

 

彼らが何をしていたかと言うと・・・

 

「全員揃って、遠征バスを掃除していたんだよ、翌日にだよ?1、2年生の為に」

 

「思わず泣いちゃったね~・・・こういうことが出来る選手達だから、甲子園で優勝出来たんだよな~きっと」

 

甲子園で優勝するためには実力だけでは勝てないと思うんです。見えない何かに引かれるようにして、優勝にたどり着いたような雰囲気があった今春。「なるようにしてなった」雰囲気がありました。運を味方につけたというか、何かに引かれるようにして紫紺の優勝旗にたどりついた清峰ナイン。

 

確かに毎年、夏と春、甲子園で優勝するチームは必ずあるけれど、やっぱり清峰の春の全国制覇はキセキ的な感じだったな~・・・と改めて思い返す1日でした。そして瞬間に甲子園球場にいることが出来た自分は果報者。

 

今さらながら、こんな昔の話を蒸し返してすみません。本日の取材話でした。

2009年10月20日(火)
燃ゆる燃ゆるスポーツの秋

大分名物!とり天

 

スポーツの秋の銘打っておきながら、いきなり、食べ物・・・・・。

こちら、(あんまり映り良くないけど)

大分名物!とり天(定食)

 

取材で今朝、大分に行ってきました。スポーツの取材です!(とり天は美味しかった・・。)

来週、ひそかに楽しみにしているプロ野球ドラフト会議(10月29日)が行なわれます。その取材で本日、大分日帰り取材。ターゲットは4年前の夏、甲子園を沸かしたサウスポー!(肝心要の彼の写真を撮るのをすっかり忘れてた!!)

高校卒業後、大学でみっちり鍛えた北松のサウスポー・・・、成長の姿は来週スーパーニュースで紹介します。ちなみに明日はもう一人の北松の豪腕に会いに行きます。

 

そして今、取材を進めているのは野球だけにあらず・・・。日増しに気温が下がるきょうこの頃、駅伝シーズンも到来です。ドラフト会議と同じ29日に「九州一周駅伝」が号砲を迎えます。

いま、取材を進めているものは、来週まとめて、どどんと放送します。

「食欲の秋」と自分を甘やかしている皆様に告ぐ!スポーツに情熱を捧げる熱き姿、ぜひご覧下さい~♪

 

2009年9月11日(金)
さだまさしさんの・・・

 

先取り!くんち気分

 

かねてから取材している 今年の長崎くんちの踊り町 今籠町の法被です。

特別にお借りして、本日の特集のOAで使わせてもらいました。

「今籠」の文字、しぶいでしょう?

今籠町のくんち奉賛会の名誉会長であるさだまさしさんの手書きなんです!

 

さらに!

 

手ぬぐいにも・・・

手ぬぐいにも直筆の「今籠町」、ちゃんと入っています!

 

長崎くんちまであと1ヶ月。

くんちムードが高まってきました。

 

2009年9月 9日(水)
長崎くんち

諏訪神社の秋の大祭長崎くんちまであと1ヶ月。

スーパーニュースでは先週から、奉納する各踊り町の特集を放送しています。

 

私の担当は「今籠町」。57年ぶりの復活です。

くんちに携わる機会がある方は分かると思うのですが、一度途絶えた奉納の歴史を再び、歩みだすのは本当に大変。しかも半世紀も空白の時があるとなれば、記憶も資料もほとんどありません。

 

私が初めて、町を取材したのは去年5月。

 

町にかつて住んでいた人たちが集まって、奉納の記憶を手繰り寄せることから始まりました。もちろん、何も形になっていません。

 

それから1年4ヶ月。

 

奉納する「本踊り」「傘鉾」も、1ヶ月後の本番に向けて着々と準備が進んでいます。

 

ほとんどがゼロからの出発という中、唯一、形として残っているものがありました。それがこちら!

傘鉾のタレです

傘鉾のタレです。ちなみに傘鉾の奉納は昭和6年が最後。それ以来、日の目を見るのです。この日は、虫干しと傷んでいた部分の補整をしていました。

 

町の人たちが一針一針が丁寧に縫い合わせる様子は、何だか我が子のものを扱っているようでした。奉納の歴史は途絶えていたというものの、「いつかはくんち復活を」を切に願っていたのだな~と感じました。

 

 

「今籠町」のくんち特集は明後日11日(金)に放送します。

今籠町のくんちには、あのさだまさしさんも参加します!さださんのサプライズ演出もあります。

 

 

 

2009年8月25日(火)
ポーカーフェイスの素顔

昨日、今日と北京五輪銀メダリストの内村航平選手を取材しました。

 

去年、五輪代表選手が決まるNHK杯の頃から内村選手一家を取材していまして、ご自宅にもお邪魔したこともあり、報道局内ではすっかり「内村一家担当」となっていた私。

とは言うものの、実は航平選手本人に会うのは今回が初めてでした。

 

昨日(24日)県庁にやってきた航平選手をいわゆる「出待ち」をしていた我がクルー。

 

神野)「内村選手おかえりなさいっ!世界選手権おめでとうございます!」

航平選手)「・・あ、はい、どうも」

 

と、私のテンションとは天と地の差があるほどのテンション。

お母さんがかねてからおっしゃっていた通り、クールでシャイな青年、そしてインタビューが苦手という事も聞いておりました。

内村選手を表現すると クール ポーカーフェイス 淡々 といった言葉がよく飛び交っていますが、まさにその通り。なかなか笑顔を見せてくれない・・・。

 

 

銀メダルを獲得した時のようなあのはにかみ笑顔を見たいよ~!と言うのは私の心の声。

気を取り直して、いざ今日は自宅がある諫早の体操クラブへ。今日は長崎国体(2014年)に向け小学生、中学生を航平選手が指導するというのです。

 

航平選手)「僕はあんまり教えるのが得意じゃないので・・・・」

 

お父さん、お母さんも思わず苦笑い。

「らしいな~」と思いながら取材を進めていましたが、やはり子供たちに指導するときは、柔らかい雰囲気で、1人1人丁寧に指導していたのが印象的でした。

 

2時間のコーチングが終わり、いよいよ航平選手にインタビューする時間がやってきました。インタビュー受けてくれるだろうか・・・。

 

「KTNの神野です!インタビューお願いします」

「(ややはにかみながら)  あ、はい」

 

おお~笑顔!やった!子供たちよ、ありがとう~♪

インタビューはスム~ズに、しかも終始笑顔heartで行なわれました。

普段、口数が少ない航平選手ですが、小さい頃に「鉄棒」が苦手だったことや、コーチングを通して感じたご両親(共に体操のコーチです)への尊敬や感謝の気持ちなどを語ってくれました。

 

そして最後に・・・・・カメラが苦手という航平選手に、最も苦手であろうカメラ目線のメッセージをお願いしたところ・・・

 

「いいですよ、何といいましょうか?」

 

快く引き受けてくれたのです!おお~!やった!勇気を出して言ってみるものです。

 

しばらく悩み・・・

 

「決まりました!」

 

この後は金曜日のスーパーニュースで。

体操ニッポンのエース内村航平選手のカメラ目線のコメント(はにかみ笑顔付き)

お楽しみに!

2009年6月22日(月)
とうとう・・・

今日も野球の話で申し訳ありません。しかし、これは書かずにはいられません!

昨日のプロ野球 阪神タイガースVS楽天イーグルスの試合、

先発投手は・・藤原投手でした。そう、いつかの日記にも書きましたが、長崎南山高校出身の24歳、今年ドラフト1位氏名で楽天に入団した藤原紘通(ひろみち)投手です。

 

 

  こちらが藤原紘通投手です!去年12月に取材してからはや半年・・・・

新年早々、ケガのため、出遅れていた藤原投手でしたが、昨日21日、とうとう!一軍登録、そしてマウンドへ。

4回を投げて3失点、残念ながらデビュー戦は黒星がついてしまいましたが、それでもスポーツニュースで藤原投手の姿を見たときは、親心というのでしょうか、(年はあまり変わりませんが・・)嬉しく思いました。

まずは公式戦デビューおめでとうございます。

次は勝利投手としてのニュースで見ることが出来るといいな~。

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KTNテレビ長崎  アナウンサーズ 神野 友美