番組審議会報告

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第574回番組審議会 2023年2月8日

第574回番組審議会は、2023年2月8日にテレビ長崎本社で開催され、下記の番組について審議を行った。

審議議題番組 Love Tech Nagasaki&SPA JAM 2022
2022年12月24日(土)15時00分~15時55分放送
審議議題番組 みジカなナガサキ
1) 第34回 漁業を始めたい方を応援! 2022年12月14日(水)放送
2) 第35回 移住就農 2022年12月21日(水)放送

出席委員(順不同・敬称略)

菊森 淳文
田崎 智博
柴田 守
近久 宏志
大川 綾
内田 輝美
前田 徹
藤岡 良規
以上 8名

欠席委員(順不同・敬称略)

なし

審議の概要

Love Tech Nagasaki&SPA JAM 2022

  • 全体の番組の流れが、知識ゼロの人にもとても優しくて、わかりやすくて、親切で、丁寧だった。本選の出場チーム、9チーム、それぞれどういったチームか、どのようなアプリを開発したのかということも、バランスよく紹介されていて、気になるチームに関しては、より密着して、その様子を映し出していて、メリハリがあったと思う。
  • 24時間以内にアプリを開発して、それをある程度ものにしてから発表するという、なかなか過酷な競技なんだなという、体力もそうだが、頭もしっかり使って、プレゼンテーションも入れるという、24時間の中でやるにはかなり厳しい競技だなと思った。
  • チームのキャラクターであったり、個人的なキャラクターもしっかり映し出されていたので、そういうところは人間性があって非常におもしろかった。
  • 普段耳慣れない言葉がたくさん出てくるので、冒頭説明があって、文字で説明があって、何度もとめて、繰り返し見た。ただ、一般の視聴者になると、そこは流れていく、録画している人は別だが、たまたま見た人が、見たいと思って見た人が、流れていく言葉が何度も出てくる、ハッカソンって何だっけというのを、多分見ているそのときどきで思うと思う。そこは、もう少しうまく、番組の中で、頭の中に残るようなときどきでの説明、もうちょっと丁寧に説明してもよかったのかなと思った。
  • 途中であった、デジタルトランスフォーメーションのディスカッションの風景について、DXに関しても、何か一言説明があってもよかったのかなと思う。
  • 若い方が熱くなれるっていいなとか、夢中になれることがあるっていうのは大変幸せなことだよなとか、若い方のパワーというのをもっと信じなきゃいけないなみたいなことを、改めて感じさせてくれた大変いい番組だったと思ってる。
  • 内容は未知の領域で、理解は難しかった、理解できたかというとなかなか理解できないし、おもしろかったですかと聞かれると、正直言うと、おもしろくはなかった。ただ、興味深い内容だった。決して批判しているわけではなくて、やっぱりテレビってそういうことをどんどん取り上げていって未知のことを知らない人に伝えていくというのは、すごい大事な役割だと思うんで、ああいう場所に24時間、取材を含めれば35時間、あそこの現場に行って、カメラ回し続けて、映像にしたことは、テレビ番組としてはすばらしいと思ってる。
  • 本当にいい取り組みを長崎に落とし込んだのではないかというふうに思っている。とても興味深かった。映像に残したことは特にすばらしかったというふうに思う。
  • 番組のつくり方として、ちょっと速いという感じがあった。というのが、難しいというか、とっつきにくい人にはとっつきにくいテーマを扱っているので、方法とか手法としては、紹介するチームの数とか、場面の転換とかをあまり欲張らずに、場面の説明を少しずつ丁寧に、丁寧にと、やっていった方がわかりやすかったのかなという気は少しした。
  • 24時間でアプリという成果物をつくるミッションが、どれぐらい難しいことなのかというのが、実はあまり言われていなくて、こういうの、よくある話なんだよねという、きょうは24時間だねとか、ということを日常的にやっている人たちなのか、やっぱり相当高いハードルに挑まされているのかということが、何かで表現できていたら、もうちょっと感動が素直にできたかなとか、びっくりできたかなというところはあった。
  • テンポよく、いろいろなチームを紹介しながら、いろいろなアイデア、テーマを、これだけ短い時間の間に紹介しきったところがすごいなと思った。また、長崎大会のテーマを、国際交流を持ってきたというのは、一つアイデアとしてよかったんじゃないか。広い意味で、非常にこの番組のメッセージというのは大きかったのではないかなと感じている。

みジカなナガサキ

  • 今、盛んに、移住、移住、移住ということが全国各地で言われていて、長崎もその一つ。それだったら、もうちょっと長崎らしい、何か長崎にぜひみたいな、番組の中で、長崎ってすごいねって、長崎ってほかの県にはないこういうところを打ち出しているんだ、引っ張ってこようとしているんだね、というところがもうちょっと見えればいいと思った。
  • アニメを使って、極力わかりやすくというところはすごく感じた。なるほど、コロナでなかなか人間のリポーターを立てづらいんだなというのが、苦心されたんだなというのを、なるほどなと思った。
  • Uターン、Iターンして、就農、就漁する人を募るのならば、県内の中のPRにとどまらず、全国に向けて発信しなければ意味がないと思う。
  • どうしても硬くなりがちな行政の広報番組というのを、キャラクターを使って見やすくしているんだなというのもあり、いろいろな登場人物がどういう仕事をされているとか、どういう暮らしをされているのかとかの場面も多く使われていて、短い番組では、しっかりと作っていた感じは受けた。出演されている方も素人なので、語り口が硬くなるのは、仕方ないかなと思う。
  • 短い時間内に、これだけの情報を詰め込んでいるわけですから、できるだけ皆さんに抵抗感なく見ていただきたいということで、このキャラクターを使っているのかなと思った。大事なところは、人がきちっとお話になっているという、使い分けもなされているので、そういう意味では、非常にいいのかなと思った。
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