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2021年08月31日

「リモート」時代の学校の授業をどうする?ニュースカメラマンが指南

仕事もリモート、イベントもオンライン、飲み会だって...「リモート●●」という言葉が様々な場面で聞かれるようになりました。

佐世保市の九州文化学園小学校・中学校でも、児童・生徒の授業や、学校を訪れることができない校外の関係者に向けて「リモート授業」「リモート授業参観」などを行っているということです。

しかし、授業を配信したりしている学校の先生方の悩みの一つが「どういう映像を届けたらよいか」ということ。具体的には、撮影するときの「構図」などです。

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KTNのニュースカメラマンが、先日学校に伺い、先生たちにアドバイスを行いました。

「先生の顔が画面のどれくらいの大きさになればよい?」
「どんな映像を撮ればよい?」

パソコンにカメラがある場合、どうしても下から先生を見上げるような映像になります。KTNの小林カメラマンは子供たちと同じ目線になるまで、パソコンのカメラの位置を高くすることを提案しました。下から見上げると、怖い印象を与えてしまうからです。

また子供たちの授業の様子については、まず「何をきょうは撮影するのか」を決め、それを網羅できる、撮影するのに無理がない場所にいること。そして授業参観であれば、先生よりも子供たちの様子を、より多く出すことを提案しました。"子供の様子を知りたい"という保護者の気持ちにこたえるためです。これは、普段のニュースの撮影でも、心掛けていることだそう。このほか、激しくカメラを動かさないことや、子供たちに威圧感を与えないよう目線をそろえることなどを提案。

話を聞く先生たちはとても熱心な様子で、多くの質問も飛び交いました。今回の研修は、夏休み明けの授業などでいかされることになります。

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