3月13日（日）は運命の一戦！KTNで実況生中継カギを握るヴェルカの2人にインタビュー

KTNでは、3月13日午後1時5分からバスケットボールB3リーグの「長崎ヴェルカ　対　ベルテックス静岡」のGAME2を地上波でお届けします。

ヴェルカが今季ここまでに敗れた試合はわずか2試合。
うち1試合が、11月にアウェーで行われた静岡との一戦でした。

今回の勝負は、まさに「やられたら、やり返す」大一番。

私は、その大事な試合で実況アナウンサーを担当します。

そこで今回は、B2昇格に向けても大切な一戦を前に、ヴェルカの狩俣昌也共同主将と前田健滋朗アソシエイトヘッドコーチにインタビューした内容をお伝えします。

地上波放送を前に、静岡戦に向けた気持ちを高めてください！！！

【＃4　PG　狩俣昌也　共同主将（33歳）】

Q　去年の年末にお子さんが誕生？
ありがとうございます（笑）
長崎に来ていなくて、実家にいるので、まだ何も僕の生活は変わっていません。

Ｑ　子供にどんなプレーを見せたい？
多分覚えていないだろうし、そういう気持ちもあまり無いです（笑）

Q　新型コロナウイルスの影響で試合が中止になったことの受け止めを？
イレギュラーなスケジュールになってしまった。
ただ、全員プロ意識が高い部分もあって、自分たちがやるべきことをやって過ごせている。
スタッフ陣含めて隔離されている間も含めて、個人ができることもプログラムを組んでくれたり体調管理も含めて、すごくやってくれましたし、選手がそれぞれ高い意識を持って過ごせていたと思う。
全員の練習が再開されてから、それほどマイナスになったという感じは受けていない。

Ｑ　隔離期間の間どんなトレーニングを？
そんなにすごくやったわけなく、身体を休める良いきっかけにもなった。
1回リフレッシュできた。

Ｑ　練習の雰囲気は？
完全に戻っています。バチバチです（笑）
ヴェルカができたときから、競争する部分はコーチたちに求められていて、選手も負けず嫌いのメンバーが大勢いるのでバチバチにやっています（笑）

Ｑ　静岡戦大事なところは？
コンディションの部分も大事な部分として、前半戦で1回負けている相手。
そういう部分も含めて準備をいつも以上にやっています。
静岡は、外国人の選手の能力高いという部分が印象に残っている。
チームとしても、しっかり勝つためにバスケットをしているチームかなと思います。
ライアン・ステフェン選手とムッサ・ダマ選手が役割を果たしているので、気をつけないといけない部分だと思います。
前回の敗戦は、インサイドの部分、特にペイントエリアで相当やられたし、リバウンドで取りきれなかったのがすごく多かった。
シーズンで見ても結構やられたチームの1つかなと思います。

Ｑ　ペースを落とされた？
どのチームもそうだが、僕たちが速い展開でプレーをするのは相手も分かっています。
それでも自分たちは自分たちのペースでプレーするところは貫き通している部分。
負けた試合は良くなかった。

Q　狩俣選手は前回敗れたなかでもスリーポイントを決めていた。手ごたえがあったのでは？
手ごたえというより、あの選択しかなかった。
追いつくためにはああするしかなかった。
「ゾーンに入っていたか」とか「集中していたか」と言われると、そうでもない。

今回も簡単ではありませんが、まずは、いつも通り自分たちがフィジカルで戦う。
コーチたちが準備してくれているプランをどのくらい選手がコートの中で表現できるかはポイントになると思います。
ただインサイドのリバウンドを取るとか簡単な得点をさせないというのは大事。
まずは、負けないという気持ちが1番大事なので、どんな戦術よりも気持ちなので、負けちゃダメだなと思います。

Ｑ　静岡戦で視聴者に見てほしいところを教えて下さい
ヴェルカらしいスピーディーな展開。ディフェンスを激しくやって、そのあとすぐ早いオフェンスをするところを見てほしいです。

【前田健滋朗　アソシエイトヘッドコーチ（31歳）】

Q　マスク姿
花粉症です（笑）
秋田はこの季節はまだ花粉症には早いから、この時期になるなんて久しぶりです。

Q　チーム状況は
新型コロナでチームはストップしてしまったんですけど、次の静岡戦に向けて良い練習ができています。
コロナでストップしてしまったところは、コロナがなかったときと比べるとマイナスに感じるが、どのチームもそうですし、仕方ないことだと思っています。

Ｑ　再開後　どんな練習を？
試合間隔があいてしまったので、感覚を取り戻すのが第一。
その次に、静岡に向けて練習。
ちょうどいま、静岡戦に向けた練習を主にやっています。

Ｑ　感覚はどうやって取り戻した？
5対5、3対3、対人練習をたくさんやって、バスケットの感覚を戻していくことをやっていました。

Ｑ　静岡戦に向けて大切なことは？
オフェンス面ではヴェルカのスタイルを出すことが大事。
1番はスピーディな展開に持っていく、なおかつアグレッシブにバスケットにアタックしていく状況やスリーポイントをたくさん打つ状況を作る必要があります。
ディフェンス面は相手チームに身体能力の高いムッサ・ダマ選手、器用で3ポイントからインサイドまでこなすライアン・ステファン選手、さらには日本人選手もすごくタレントがあり、攻撃力がある選手が揃っています。
前回敗れた反省としてはレイアップシュートを許すシーンが非常に多かった。
1つ目はトランジション、速攻を許すシーンが多かった。
もう1つはリバウンドを取られるシーンが多かった。
この2つが多く発生していたので、いかにコントロールして減らすことができるかがカギになる。
Ｂ3では屈指の外国籍選手。
それぞれの能力はＢ3以上の能力を持っていると見ています。

Ｑ　静岡のスタイルをどう見る？
目指すスタイルはすごくはっきりしているのかなと思います。
フルコートであれば積極的にトランジションで走ってくる。
ハーフコートであればそれぞれの強みを生かしてくる印象を持っている。
ディフェンスに関してはゾーンを多く使ってくるチーム。

Ｑ　地上波放送でどんな姿を見てもらいたい？
チャンネルを付けてもらうことが大事。
チャンネルが止まるように、エキサイティングなプレーが毎回のポゼッションでできればなと思っています。
ずっと試合を見てもらって、選手の名前を覚えてもらえるとうれしい。
見ている人が「お、見ていたい」「また次見たい」と思えるプレーが1つでも多く増えるようにしたい。

Q　静岡戦は勝つことに加えて内容も大事？
今後のヴェルカを占う、重要な2試合と思っています。
まず勝つことがすごく重要な試合。
前回負けてしまったので勝たなきゃいけない。
それが勝ちたい思いにつながっています。

Ｑ　静岡戦のカギを握るプレーヤーは？
1人に絞るののは難しいですよね（笑）

狩俣選手はキープレーヤーの1人。
ヴェルカのスタイルを体現する「エンジン」。
狩俣さんのプレーがそのままチームの勢いになっていきます。
狩俣選手のシュートもそうですし、そこからのパスからほかの選手が得点するケースも非常に多いので、
そういうところを見られることが大事かなと思います。

多忙な練習の合間を縫って取材に協力いただきました。
雰囲気は良いように感じましたよ♪

そして、この記事を書いているちょうどいま（22年3月8日午後7時）、来季のB2ライセンスが交付されたと発表がありました。
おめでとうございます！！！

B3優勝、そしてB2昇格に向けた大一番、静岡とのGAME2をぜひご覧ください！
放送はKTNで3月13日（日）午後1時5分です。