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2024年03月22日

ご報告

みなさんこんにちは!8gramを通じて、ご報告させていただきます。この度、私烏山拓巳は、3月31日をもって、KTNを退社することにしました。7年間、生まれ育った長崎で、大好きなテレビの仕事をすることができて本当に幸せでした。本日のニュースで最終出演を終え、寂しい気持ちでいっぱいです。

困っている人の助けになりたい!と大学生時代にアナウンサーを目指して、全国の放送局約30社を受け土壇場で地元のKTNに拾ってもらい、社内の先輩後輩、長崎の視聴者の皆様に育てていただきました。新人アナウンサー時代に、動揺して「天気予報を挟んで天気予報をお送りします」と自分でも意味が分からないことを公共の電波に乗せてしゃべってしまったこと。初めてスポーツ実況をしたこと。中継をしたこと。ドキドキしながらスタジオMCになったこと。このブログを書きながらいろんなことを思い出して、正直泣いてしまいそうです(笑)少しだけ思い出の写真を見ながら、テレビ局員人生を振り返ろうと思います。

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2017年4月に入社したばかりの時、新入社員4人で当時のヨジマル!に出演した時の写真です。画質も含めて、時代を感じますね笑。あの時は夢見ていたテレビのスタジオに、俺いる!という心境で、うきうきな一方、緊張して何を話したか全く覚えていません。。。今でも同期4人は仲良しです!これからもよろしくね!

g2.jpg今から6年前、長崎の手熊地区に伝わる「モットモ」でモットモ爺に扮した時。地域の家々を回り、子供に「モットモ!」と怒鳴りつけるように叫び、子供が泣けばなくほど、健康で幸せに暮らせるという伝統行事です。たくさん泣かせた子供たちも、今では小学生や中学生になっているのかな?健やかに過ごせていますように!個人的に、地域で続く祭りや文化を自分自身も体験し、リポートすることはものすごく好きでした。どんどん人口も減っている長崎ですが、伝統はなくならずに続いてほしいなと思うばかりです。
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2022年の10月からマルっと!の木金MCになりました。初めての経験で、とんちんかんな発言を連発し、スタジオを凍り付かせたこともありました(笑)これまで先輩たちが築き上げてきた番組を担当することで、責任感も感じられるようになったと思います。テレビの仕事って本当すごいんですよ!取材したディレクター、映像を撮るカメラマン、編集する人、VTRを送出する人、その他にもたくさんの人が関わってくれて初めて放送ができるんです。喋る僕らが、しっかり届けないとみんなの努力が実らない。その気持ちが大きく強くなった時期でした。

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初めてベトナムのテレビ局と共同番組を制作し、出演者を務めました。日本語堪能な料理人=フックさんと県内をめぐり、ベトナムの郷土料理を長崎くんちの踊町の人たちにふるまうことで、長崎とベトナムの繋がりを再確認する内容でした。テレビの力って無限大で、場所を超えて、国を超えて、情報を伝えることができるものすごい文明なんだとしみじみ感じました。

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改めてにはなりますが、7年間育てていただき本当にありがとうございました。町を歩いていても視聴者のみなさんから、「いつも見てます!」「頑張ってね!」と声をかけていただくことに何度も救われてきました。テレビは映像だけじゃなくて、見ている人に気持ちを届けるものだと思ってカメラの前に立ち続けてきました。今後も長崎に残って、長崎の魅力を磨いたり、長崎をよりよくできる仕事に精進していきます。またどこかでお会いしましょう!   2024年3月22日 烏山拓巳

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