ホームニュース若者と社長がバトル!? プレゼン通じて地元への就活促進へ【長崎県佐世保市】

若者と社長がバトル!? プレゼン通じて地元への就活促進へ【長崎県佐世保市】

2024年04月02日 17:24

難しい言葉をいかに分かりやすく伝えるか。

経験豊富な企業の社長と高校生や大学生が「社長とバトる」真剣勝負に臨みました。

その狙いとは。

十八親和銀行地域振興部 長尾和弘 部長
「本当にあった怖い脆弱性という話です。脆弱性ってどんな意味か知っていますか。」

「なんか弱い感じ」「もろくて弱い」という意味を持つ「脆弱性」。

聞きなれない言葉をわかりやすく発表します。

佐世保市で開かれた企業の社長や幹部、それに小学生から大学生までが参加したプレゼンテーション対決、「社長とバトる」です。

専門用語が書かれた資料を5分間でまとめ、観客に分かりやすいと思わせられるかを競います。

佐世保南高校の前川さんは、会社でなぜ社員が「忙しくて時間がない」といつも言うのか、自分の経験を織り交ぜながらまとめました。

前川兼継さん
「時間がない症候群ということで話を進めていきたい。スマホを持ち出してから時間がない。時間がないと感じることが増えたと思う」「スマホをいつの間にか持っていた。これは自分の意思でやっているのか。振り返って見てください」「時間がないということは自分の意思でやっていない時、そういう時に時間がないと感じてしまう」

イベントは県内3つの企業が若い世代と社長などが交流することで、企業について知ってもらい就職にもつなげる目的で開きました。

長崎県立大 仲宗根 楽人さん
「(社長は)大人らしさのユーモアや、場のつかみ方が面白かった。聞いていても楽しかった」

お菓子専門問屋「フルカワ」古川洋平 社長
「求人も地元でしなければいけないし限りがある」「(交流を)どれだけ積み重ねられるかが大事だと思った」

(イベントを企画)西海みずき信用組合 西信好真さん
「街に元気のいい、楽しい大人たちがいることを知ってもらうのが一番流出を防げる」「まずは続けていくところだと思います」

対決の後、学生や生徒たちは将来の夢などを社長たちに語り、助言も受けていて、たくさんの刺激を受けた時間を過ごしました。

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