長崎の桜が満開！眺望とサクラを愛でるホテルプランも登場

県内の各地で桜が見ごろを迎えていて、長崎地方気象台は桜の満開を発表しました。

長崎市内のホテルでは食事をしながら桜を愛でるプランも提供され、人気を集めています。

400本以上の桜が咲き誇る大村市の野岳湖公園です。

園内の広場では「雨が降る前に」と訪れた家族連れなどが花見を楽しみました。

大村市民
「きれいだったからきょうは孫を連れて来た」「遅かったけど無事に咲いてくれてよかった」

大村市民
「きれい」「ずっと咲かなかったので、いつ咲くのかなと思っていた。急に満開になってもう来なきゃ！と思って来た」

気象台は、標本木が8割以上咲き揃ったことから、長崎で「満開になった」と発表しました。

満開は平年と同じで2023年より3日遅くなりました。

今年は暖冬傾向で開花は当初、平年より早いと予想されていましたが、足踏み状態が続いていました。

長崎市の稲佐山観光ホテルです。

ガラス窓一面に満開の桜が広がる館内のレストランでは5年前から　毎年この時期に「桜御膳」を提供しています。

長崎産のタイの桜蒸しや、桜の葉で包んだタコの煮物など春らしいメニューです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（税込3500円）
お客（長崎市内から）
「室内で食べられるというのもいいなと、快適においしい料理を食べている」

KTN記者
「ホテルの一角にはこんなにも近くに桜を楽しめるスポットもあります。奥には長崎港も広がっていて長崎の景色を独り占めできますね」

稲佐山の中腹から望む長崎の夜景と桜のコラボレーションもこの時期ならではです。

稲佐山観光ホテル 料飲部 高木博允さん（※「高」は「はしごだか」）
「桜自体も短い期間しか咲かないので、きれいな時期に料理とともに楽しんでいただければ」

限定プランの提供は4月7日までです。