初日の利用客は肯定的...マクドナルドのレジ袋が全国初の有料化【長崎】　

「日本マクドナルド」は大手バーガーチェーンとしては初となる、レジ袋の有料化を全国に先がけて県内の店舗で先行導入しました。

これまで無料だったものが有料になるわけですが、客からは理解を示す声が聞かれました。

KTN記者
「これまで無料だったマクドナルドの手さげ袋、きょうから1枚5円になりました。有料化は長崎県内だけの先行導入です」

県内のマクドナルド23店舗で始まったプラスチック製手さげ袋の有料化。

サイズに関わらず1枚5円です。（※佐世保基地店を除く）

利用客
「さっき知りました」「全然、消費税とかと比べたら安いものだと思います」

有料化の目的が環境対策です。

日本マクドナルドは2030年までに地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出量を50.4パーセント削減するという中間目標を掲げています。

すでにストローやスプーンをプラスチック製のものから紙や木に切り替えるなどの取り組みを進めていて、今回の有料化で「プラスチックの削減をさらに進めたい」としています。

県内店舗を運営する「エス・ケイ・フーズ」中村伸一郎 代表取締役
「将来のために　地球の問題環境の問題を解決するために」「長崎県民の皆様には少し負担いただくが長崎からのチャレンジングな活動を全国に広めるべく、ぜひ一緒になって頑張っていきたい」

気になるのが、なぜ長崎に先行して導入するのかという点です。

日本マクドナルドは「様々な検討の結果」としていて、詳しい理由は明らかにしていません。

全国で唯一の有料化ですが、客からは肯定的な意見が相次ぎました。

利用客
「環境問題、プラスチックのごみが出ないようにというのはすごくいい取り組みだと思う」

利用客
「コンビニとかでも3円掛かったりしているので、逆に今までよく（無料で）頑張ってくれていたんじゃないかと」

日本マクドナルドは今後、客の反応などを踏まえて全国に拡大するか検討するとしています。