台湾付近の大地震　県内への影響は確認されず【長崎】

台湾付近で3日朝に発生した大地震で沖縄では20センチから30センチの津波を観測しました。

気象庁は、県内では若干の海面変動などの影響が見られるとしていましたが、これまでに被害などは確認されていません。

午前8時58分ごろ、台湾付近でマグニチュード7.7の大地震が発生し、気象庁は一時　沖縄県地方に津波警報を発表しました。

午前10時過ぎまでに与那国島と宮古島で30センチ、石垣島で20センチの津波が観測されています。

県内では長崎西方と有明・八代海で被害が及ばない程度に水位が変化する「海面変動」があると予想されていましたが、長崎地方気象台によりますと県内で海面変動は確認されなかったということです。

漁業者
「怖いですね、やっぱり」「今のところ、ここは（津波の）憂いがないから。船が転覆するのが漁師は一番こたえる、船がなった（転覆した）場合は」

県などによりますと、この津波による被害は県内で確認されていないということです。