西友が九州撤退…長崎市内の2店舗は8月からイズミが継承へ

大型ショッピングセンター「ゆめタウン」などを展開するイズミの子会社が、長崎を含む九州地域で展開する「西友」の食品スーパー事業を8月から引き継ぐと発表しました。

イズミ 山西 泰明 社長
「イズミが大きく変わっていくなということを一番感じる瞬間。これから新しいイズミをつくっていく大きなスタートになる。そのような気持ちでおります」

イズミの山西社長は4日、子会社の「ゆめマート熊本」が西友の九州地域での食品スーパー事業を引き継ぐと明らかにしました。

8月1日からの事業継承を予定していて、長崎市内にある2店舗と福岡など4県で展開するスーパー「サニー」67店舗、あわせて69店舗が対象となります。

イズミによる買収としては過去最大規模とされていますが、具体的な金額は明らかにしていません。

イズミは2030年までに300店舗体制を実現し、営業収益1兆円を目指す経営計画を発表していて、今回の事業継承で店舗数は260となります。