ホームニュース長崎東中高で入学式 新制服は“デザイン性”や“学ラン”も...「選ぶ自由」で様変わり【長崎市】

長崎東中高で入学式 新制服は“デザイン性”や“学ラン”も...「選ぶ自由」で様変わり【長崎市】

2024年04月08日 18:20

県内ほとんどの公立高校で入学式が行われました。

長崎市の県立長崎東中学・高校は74年ぶりに制服が新しくなり、新入生は思い思いの姿で門をくぐりました。

中高一貫校になって今年で21年目となる県立長崎東中学・高校には今年度、中学に120人、高校に280人が入学しました。

新入生代表(高校1年)三浦心和さん
「長崎東での学びを通して日々変化する社会に対応していくための思考力、行動力を培い、自分の進む道を自分自身の力で切り開いていきたい」

新しくなった制服で迎える初めての入学式です。

2022年から生徒会などを中心につくりあげたもので、機能性だけでなくデザインにもこだわりが詰まっています。

男女で紺色のブレザーに統一し、ネクタイやリボンには伝統の「緋色の3本ライン」を取り入れました。

また生徒の多様性を尊重し、スカートかスラックスかを自由に選ぶことができます。

新入生(中1)
「デザインとかもかっこよくて、とても気に入っている」

新入生(中1)
「女子だからリボン、とかがない」「ズボンが好き、という女子も結構いたから、そういう子はうれしいのかなと思う」

家庭用の洗濯機で洗うことができ、保護者からも好評のようです。

新入生(高校)の母親
「今まではずっとクリーニングに出したりとか、アイロンもかけて、という感じだった。今回はしわも寄らないということで洗濯しやすいな、と」

新入生(高1)
「ネクタイの方がかわいいな、と思ったので付けている」「個人のセンスで選べたのでいいなと」

組み合わせはもちろん従来の制服を選ぶのも生徒の自由です。

新入生(高1)
「中3で(学ランを)買い替えて、変えるのはもったいな、と。最後の最後まで学ランで貫き通そうと」「金色のボタンの学生服と青い校章が書いてある制服って、中学のとき、かっこいい、と思っていたので着てみたい」

生徒たちは「選ぶ楽しさ」を実感しながら、新しい学校生活をスタートさせました。

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