ホームニュース新入生の保護者にスマホ教室 ネット上の「リスク」に注意呼びかけ【長崎市】

新入生の保護者にスマホ教室 ネット上の「リスク」に注意呼びかけ【長崎市】

2024年04月09日 17:55

中学生になると多くの子供たちが携帯電話を持つようになります。

SNSなどで子供たちがトラブルや犯罪などに巻き込まれないよう、長崎市の中学校で保護者を対象に講習会が開かれました。

県メディア指導員 町田雅隆さん
「中学生になったばかりの子どもは情報リテラシーがありません。情報リテラシーを身につけさせながら、親の管理のもとでサイトやアプリを使用させる必要があります」

長崎市の小ヶ倉中学校では入学式のあと、約50人の保護者を対象に「スマホ教室」が開かれました。

携帯電話の保有率は小学生は4割ほどですが、中学生になると7割まで上がり、ほとんどがスマートフォンです。

講師の町田さんは子供が長時間利用してしまうことや、ネットでの「いじめ」、見知らぬ人とのやりとりがトラブルに発展するなど様々なリスクがあることを説明しました。

県内では2022年、SNSで裸の画像を送るよう脅迫されるなど、20人の子供が被害にあっています。

被害を未然に防ぐためにアプリなどを保護者が管理する「ペアレンタルコントロール」や、有害サイトをブロックする「フィルタリング」など、成長に合わせて機能やサービスを活用してほしいと呼びかけています。

県メディア指導員 町田雅隆さん
「学校の内外で色んなケースでトラブルが報告されている」「(学校内だけでの対応が)厳しくなっている。(犯罪被害にあえば)専門的な機関に相談するなど、早期に対応しなければいけない」

中学からスマホを持たせた保護者は..

「SNSは怖い。注意するようになるべく使い方はルールを家庭で決めることにした」

「色々な事件も聞く。心配なところもあるが、ルールを決めて持たせている」

県は今年度、県内のほぼ全ての中学校で講習会を開く計画です。

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