米海軍佐世保基地の船内で転落か　日本人作業員2人が死亡【長崎県佐世保市】

佐世保市のアメリカ海軍佐世保基地で汚水処理船のタンクの中に2人の日本人作業員が倒れているのが見つかり、市内の病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

事故があったのは佐世保市平瀬町のアメリカ海軍佐世保基地です。

警察と消防によりますと、9日正午過ぎに基地の関係者から「日本人作業員2人が汚水処理船のタンク内に落下した。呼びかけに反応しない」と消防に通報がありました。

基地の消防隊が通報からおよそ30分後に約5メートルの高さがあるタンクの中で倒れていた2人を救助し、市消防局が市内の病院に搬送しましたが死亡が確認されました。

死亡したのは50代と30代の日本人の男性作業員と見られています。

汚水処理船は日本の企業が所有する船で、アメリカ海軍の船に接舷して2人は汚水処理関連の作業をしていたということです。

警察が事故と事件の両面で調べています。