米海軍佐世保基地内で船内の2人死亡　タンク内で硫化水素など検知【長崎】

アメリカ海軍佐世保基地で9日、日本人作業員2人の死亡が確認されました。2人が作業していた船のタンクの中で硫化水素などが検知されたことが分かりました。

死亡したのは、佐世保市名切町の会社員 佐々原隆博さん（54）と船上作業アルバイト 浜田聖太郎さん（33）です。

警察などによりますと9日正午すぎ、佐世保市平瀬町のアメリカ海軍佐世保基地で汚水処理船のタンクの中で2人が倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。

汚水処理船は日本の企業の所有で、当時アメリカ海軍の船に寄せて汚水処理関連の作業を行っていました。

2人の死因は明らかになっていませんが、消防によりますとタンク内からは硫化水素などが検知されたということです。

警察はどのような状況で2人が死亡に至ったのか原因を詳しく調べています。