ホームニュース救急搬送に1時間かかる場合ある西海市に救急体制を整備へ【長崎】

救急搬送に1時間かかる場合ある西海市に救急体制を整備へ【長崎】

2024年04月11日 12:21

救急医療体制が課題となっていた西海市に、24時間患者を受け入れる救急クリニックが、2025年に開設されることになりました。

救急クリニックが設けられる西海市西海町木場郷で3月に地鎮祭が行われ、運営する医療法人「EMS」の関係者や西海市の杉澤市長などが出席しました。

市内には24時間、救急患者に対応する病院がなく、市によりますと、9割以上が佐世保市や長崎市に搬送され、1時間以上かかる場合もあるということです。

救急医療体制が長年の課題でしたが「EMS」がクリニックの開設を決め、市も9000万円を補助しています。

西海市の杉澤泰彦市長は「24時間365日、この医療体制が西海市にもたらす大きさは
計り知れないものがあると思っている」と述べています。

EMSの松岡良典理事長は「私たちも初めてチャレンジ、これだけ人口が少ないところで救急のクリニックが成立するかどうかと。今回は佐世保市、長崎市とちょっと離れていますので、このクリニックが西海市民のためだけにつくるようなものになります」と述べています。

クリニックは3人の医師と6人の看護師の体制となる予定で、2025年2月に開業を予定しています。

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