ホームニュース五島市の5世帯6人が暮らす集落に小型の浄水施設を設置【長崎県】

五島市の5世帯6人が暮らす集落に小型の浄水施設を設置【長崎県】

2024年05月04日 14:50

 
五島市の集落に生活用水を供給する小型の浄水施設が設置され、このほどお披露目式が開かれました。

小型の浄水施設が設置されたのは5世帯6人が暮らす五島市戸岐町の半泊地区です。

この地区には2つの宿泊施設とクラフトジンを製造する「五島つばき蒸溜所」があります。

これまで、山に流れる水などを簡易的な施設でろ過していましたが、「雨が降ると茶色く濁って使えない」などの問題がありました。

そこで ヤマハ発動機がアフリカなどの途上国に導入している小型の浄水施設を実証事業として設置しました。

この施設は主に太陽光発電で作動し、1日におよそ2500リットルの生活用水を生産することができます。

住民
「雨が降っても濁らない。色は変わらない。普通の水に、おいしい水をいただける」

ヤマハ発動機 海外市場開拓事業部 今井 久美子事業部長
「日本国内にも給水の課題を抱えている村落であったりする場合があると気付いて、今回ご縁があって実証機を置かせていただいた」

ヤマハ発動機は今後、この施設を国内の他の地域でも広めていきたい考えです。

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