
【みジカなナガサキ】第41回「共家事・共育て」を応援!
長崎県では、全国より速いペースで人口減少や少子高齢化が進んでいるようです。
労働力不足の解消や地域社会の維持、また、新たな価値を創り出すためにも、性別に関わらず、誰もが自分の力を発揮できる社会をつくることが大切です。
家族のあり方や社会情勢の変化により、共働き世帯が増え、働く女性も年々増えています。
仕事と家庭を両立するためには、家庭での家事や子育ての役割分担も大切ですよね。
県民意識調査によると、『夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである』という考え方に賛成する人は2割程度で、5年前の調査から半減しました。
ただ、県内の夫婦やパートナーと暮らしている家庭の現状を見てみると、家事や子育てを女性が担う割合は高いままのようです。
県ではこうした家庭内での負担の偏りを解消するために、家事や子育てをみんなでシェアする「共家事・共育て」の普及・啓発に取り組んでいます。
今回は、「共家事・共育て」を実践している家庭にドイルがお話を聞きました!
ハ~イ!ドイルだよ!
お話を伺ったのは、家族4人で暮らす舩越さん一家。
4歳の長男と1歳の長女を育てながら働く共働き世帯です。
舩越さん一家では、2人目の子どもが生まれたことをきっかけに、共家事・共育てに対する意識が高まったそうです。
夫の雅人さんによると、「お互いができることをカバーし合おうという気持ちを強く持つようになった」とのこと。
また、ご夫婦での役割分担においては、お互いに家事ができるため、勤務時間によって臨機応変に対応しているそうです!
共家事・共育てを実践することのメリットについて、夫の雅人さんは「時間を有効活用することで、子どもと接する時間が増えて日々成長を感じられる」、妻の彩香さんは、「二人で今日一日頑張ったと達成感を共有できる」と語ってくれました。
ここで、共家事・共育てのポイントを紹介します!
仲の良い家族でも、価値観や考え方はそれぞれ異なるため、お互いの理想とする生活や、日々の家事・子育てのシェアについて話し合うことが大切です。
以下が話し合いの3ステップ!
Step1 素直な気持ちを伝えてみよう
Step2 今の暮らしと理想の暮らしを再確認しよう
Step3 家事・子育てのシェアの仕方を話し合おう
さらに県では、これから子どもが生まれる家庭や子育て中の家庭に向けて、「パパの家事・子育てを応援するための手帳」を作成しています。
ライフスタイルの変化に合わせて、話し合いの参考にしてみてください。
番組の放送は2月12日水曜日21時55分!ぜひご覧ください。
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広報テレビ番組 | 長崎県 (pref.nagasaki.jp)