ホーム番組情報マルっと!ひろすけじるし 長崎遺産第49回 長崎市坂本界わい 坂本国際墓地

第49回 長崎市坂本界わい 坂本国際墓地

毎週火曜は町歩きの達人・山口広助さんと行く「ひろすけじるし長崎遺産」♪先週はあいにくの天候で予定を変更しお送りしましたが、今日はとっても気持ちの良い青空でした!今月から長崎の‟人"シリーズがスタート!

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今回やってきたのは坂本国際墓地です。長崎では一番新しい国際墓地ですが、明治21年に整備されました。国も文化も宗教も様々な方が眠っていて、長崎における異国文化の足跡を感じることが出来る場所です。

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ここには長崎市の名誉市民であり、敬虔なクリスチャンだったという永井隆博士夫妻の墓もあります。長崎に暮らす人々であれば、きっとここに眠る方々が残したものや功績などに触れているのではないかと感じます。

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道路を隔てた反対側にはさらに新しく整備された墓地が。この墓地は爆心地から近かったこともあり墓石に亀裂などが入っていたり、お墓自体がなくなっている場所もあります。長崎の歴史を刻んできた場所であることが分かります。そして墓地の一画には長崎市の指定史跡になっているお墓が。

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それがトーマス・ブレイク・グラバー家の墓です。墓石には英語で文字が刻まれていますが、横にはカタカナで名前が刻まれていたりと異国と長崎の懸け橋となったグラバーさんらしいお墓です。先月はグラバー園を訪れましたが、グラバー園だけでなく、このグラバーさんのお墓からも学ぶことが多いですね。

今回はこの坂本国際墓地、そしてトーマス・ブレイク・グラバーの墓を長崎遺産に認定!次回は長崎に、いや、日本に!写真をもたらしたあの人の足跡をたどります!

2022年05月03日更新
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