第11回 長崎市香焼町 横島
毎週火曜日は町歩きの達人・山口広助さんと行く「ひろすけじるし長崎遺産」♪
長崎市の最高気温が30度を超え、ギラギラと太陽が眩しい中で元気にお伝えしました!
長崎市南部シリーズ、3回目にやってきたのは長崎市香焼町!
なんと偶然にも今日の二人は黄色のポロシャツ!合わせたわけじゃないんです...合ってしまったんです...
息ピッタリな二人でお送りしています^^
長崎香焼町は造船などで知られますが、かつては炭鉱の町として栄えていました。
緑の向こうにうっすら見える石垣は炭鉱の跡。当時使用されていた建物のが跡が今も残ります。
そして香焼地区の炭鉱の歴史は陸だけではありません!
この向かい側、海には今にも沈みそうな島があります。
フタコブラクダの‟ふたこぶ"のような岩があるのが分かりますか?
実はこの岩、明治33年には手前にある写真のような島だったんです!
その名も「横島(よこしま)」
2.2ヘクタールの島に最盛期は約700人が住んでいました。住宅や学校もあったそう!
しかし炭鉱の坑内湧水や盤ぶくれによって8年後に閉山。そのまま地盤沈下で今の形に...
遠くにある端島、通称・軍艦島は炭鉱の島の跡として世界遺産に認定されました。
しかし横島は海に沈み、消えてしまうかもしれない島です。
来年は横島炭鉱閉山から120年。みなさんもここを通る際には横島を眺めてみてはいかがでしょうか?
今回は消えゆく島、横島を長崎遺産に認定!
次回は長崎市南部シリーズ最終回!伊王島灯台の秘密に迫ります!
2021年06月22日更新