第24回 大村市杭出津界わい&松並界わい 大村市キリシタン関連史跡
毎週火曜は町歩きの達人・山口広助さんと行く「ひろすけじるし長崎遺産」♪前回から始まった県央シリーズは2回目!今回は長崎空港の近く、天正遣欧少年使節の像からスタート!
絶妙な遠近法がポイントです^^
さて、後ろの看板に「花と歴史のまち ようこそ大村市へ」とありますが、今回はキリシタンに関係する史跡をいくつか巡りました。
最初にやってきたのは日本初のキリシタン大名としても知られる、大村家18代当主・大村純忠の長女、伊奈姫のお墓。
そして伊奈姫のお墓のすぐそばに「妻子別れの石」という場所があります。
1657年に起こった「郡崩れ」と呼ばれる潜伏キリシタン大発覚事件にかかわる史跡であるこの場所。処刑されることになった人々が最後に別れを惜しんだ場所で、悲しみの涙で濡れたので、苔が生えないとまで言われています。
この場所から長崎街道を歩きたどりつくのが処刑された場所「獄門所跡」。今はマリア像が静かに見守っています。大村には紹介した2か所の他にもキリシタン史跡がありますが、今回はそのような関連史跡も含め、長崎遺産に認定しました。
長崎の歴史を知る大切な場所としてみなさんにも覚えてもらえたらと思います。
県央シリーズ、次回は諫早市へ向かいます!
2021年10月12日更新