53 武雄神社(佐賀県武雄市)編
佐世保市在住の漫画家・大原由軌子さんが「御朱印」を求めて県内あちこちをおさんぽする企画の52回目。
2024年2月14日(水)放送分は、佐賀県第2弾!佐賀県武雄市にある武雄神社へ向かいました。
武雄神社の社殿は美しい白色。黒や朱色の神社が多いなか珍しいカラーリングです。
というのも武雄神社には、守り神でもある白鷺の伝説が残っているからです。
兵士と源氏が覇権を争っていた時代に、源頼朝が武雄神社で祈願をしました。
壇ノ浦の戦いでは苦境にあった源氏ですが、武雄神社から飛び立った白鷺の群れが源氏を励まし勝利へと導いたという伝説です。
この伝説にあやかって、社殿は白鷺の色、白となったそうです。
境内には縁結びのスポットもあります。
写真の中央に2本並んだ檜の木ですが...
見上げると2本の木の枝がまるで肩を組むかのようにつながっているんです。
この仲睦まじく並ぶ2本の檜には、武雄神社がまつっている仲哀天皇と神功皇后が宿っているといわれ、夫婦檜として縁を結ぶパワースポットになっています。
皆さんも素敵な縁との出会いをお祈りしてみては。
そして、神社の裏手の参道を歩いていった先にあるのが武雄神社の御神木「武雄の大楠」です。
その樹齢は3000年以上!全国の巨木で第7位にランクインしていて、静寂な空間に立つ雄大な姿には神秘を感じます!
幹には約12畳の空洞があり、その中には天神がまつられています。
根の保全を保つために近づいて触れることはできませんが、落とした枝などはお守りに加工されるそうです。
武雄の街を見守り続けている御神木。ぜひ一度皆さんも自然の息吹を感じてください!
頂いた御朱印にも大楠が描かれています。
今回のイラストはコチラ!次回もお楽しみに♪
2024年02月15日更新