2025年01月26日 19:04
春を予感させる五島の味覚「アオサ」採りが解禁【長崎県】
1月11日は鏡開きです。
長崎市の興福寺では無病息災を願い、参拝客にぜんざいが振る舞われました。
炭火でこんがり焼いた餅。
鏡開きは1年の無病息災を願って、正月にお供えしていた鏡餅を11日に食べる新年の習わしです。
長崎市の興福寺では本堂など28カ所に供えていた餅を入れて、ぜんざいおよそ200人分を作り、参拝客に振る舞いました。
長崎市内から来た女の子
「おいしい」
母親は
「甘くて温まります」
長崎市内からの親子
「(子供は)1歳3カ月です」
「(娘と来るのは)初めてです。おいしいね」
「健康に成長してくれればな、と。毎年来られたらいいな」
京都から
「(小豆が)一粒一粒がとても大きくておいしい」
「身も心も幸福になる」
ぜんざいには住職のこだわりが詰まっています。
大粒の大納言に黒糖を加えてふっくらと炊き上げ、ハワイの岩塩で甘さを引き立てています。
興福寺 松尾法道住職
「(能登半島地震などが起きた)1年前のことを考えると、心の底から『おめでとう』と言えないお正月だったと思う」
「当たり前のことを当たり前に思える"有り難さ"を感じて召し上がっていただければ」
時折、冷たい風が吹く中、参拝客は熱々のぜんざいを味わいながら今年1年の健康や幸せを願っていました。