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「核兵器禁止条約・締約国会議」に自民党議員は派遣せず 被爆者から失望の声も【長崎】

2025年02月05日 19:08

3月アメリカで開かれる核兵器禁止条約の締約国会議をめぐり、自民党の森山幹事長は党の議員を派遣しない方針を明らかにしました。

自民党 森山幹事長
「党としては 今まで通りの考え方を貫かせていただきたい」(公明党のようには?)「考えておりません」

3月、アメリカ・ニューヨークで核兵器禁止条約の第3回締約国会議が開かれる予定ですが、自民党の森山幹事長は4日の会見で自民党の議員を会議には派遣しない考えを示しました。

森山幹事長は「日本政府はNPT=核拡散防止条約に参加し5カ国の核保有を認め、核兵器をなくす努力をしてきた。党としてそれを基本にやっていく」との立場です。

これについて「核兵器禁止条約の会・長崎」の共同代表で被爆者の本田魂さん(81)はKTNの取材に対し、日本被団協のノーベル平和賞受賞や被爆80年を踏まえ、「今が一番いい状況だったのに非常に残念。アメリカのトランプ大統領の顔色をうかがっているのでは」と話しています。

日本政府はオブザーバー参加するか正式に表明していません。

石破首相
「政府は政府として。3月の話ですから、また検討してまいります」

政府対応について石破首相は明言を避けています。

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