ホームニュース第三者委は石木ダム「事業継続が妥当」と答申 佐世保市の利水事業を再評価

第三者委は石木ダム「事業継続が妥当」と答申 佐世保市の利水事業を再評価

2025年02月22日 19:22

東彼・川棚町の石木ダム建設をめぐり佐世保市の第三者委員会は「事業継続が妥当」と答申しました。

第三者委員会は市の利水事業の再評価を行っていて、21日に答申案を審議しました。

案では「石木ダム案以外に現実的な方策は認められない」「費用対効果も高いことから事業継続が妥当」と結論付けています。これまで10回も工期延長を繰り返したことについては「やる気と覚悟が欠如している」と厳しく指摘しています。

委員から修正を求める意見はあがらず、このまま水道局側に答申されました。

佐世保市上下水道事業経営検討委員会の横山均委員長は「地元の分断が進んでいる 住民の苦しみが50年続いている 何で決断できなかったのか」と述べると、佐世保市水道局の中島勝利局長は「しっかりと受け止め市議会、市長の判断を仰いで対応していきたい」と話しています。

事業に反対する市民団体「市民による石木ダム再評価監視委員会」は「市のデータはでたらめな数字で透明性のある説明と検証のやり直しを求める」との意見書を水道局に出しています。

市は3月末までに国へ再評価報告書を提出します。

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