2025年03月20日 10:45
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ことし9月から始まる「ながさきピース文化祭2025」まで、あと200日となるのに合わせ、県庁で障害のある人たちが描いたアート作品の展示会が始まりました。
KTN記者
「ここには県内で活躍する障害のある方々の作品が並んでいます。こちらご覧ください、この模様、実は目なんです。病気によって持つようになった周囲から見られているという感覚を、多くの目を書くことで表現しました」
展示会の会場となった県庁8階の展望室には、精神障害や知的障害のある県内在住の5人の画家が作品とともに、パネルで紹介されています。
作品はどれも既成概念にとらわれず、自由な発想で生み出されていて、見た人に「どういう思いで描いたのだろう」と考えさせます。
また、展望室に続く廊下には、縦1.5メートル、横2メートルの大きな紙に描かれた5枚の絵が並びます。
これらの絵は2024年9月、「ながさきピース文化祭」の開催1年前に、県美術館で開かれたワークショップで作られました。
障害の有無にかかわらず、約30人が協力して完成させました。
県文化観光国際部ながさきピース文化祭課 島田凌輔 主任主事
「障害のある方の活動を目にする機会は少ないと思うので、この機会を通して、実際に体験したり見ていただいたりしてほしい」
展示会は3月14日までで、県庁展望室が開いている時間にあわせて見ることができます。