2025年03月19日 19:55
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西九州自動車道は佐々ICから佐世保中央ICの間が3月23日に2車線から4車線になります。
完成間近の道路が報道陣に公開されました。通勤時間帯の渋滞解消や安全性の向上を目的に、西九州道の佐世保大塔ICから佐々ICまでの16.9キロは約1260億円をかけて4車線化の工事が進んでいます。
このうち佐々ICと佐世保中央ICの間は3月23日午前6時に4車線化されます。この区間は事業を早期に進めるため、国からNEXCO西日本に移管され、無料だった区間が一部を除いて有料になります。無料から有料に変わるのは全国で初めてです。
料金所は新たに設けず県内で初めて停車や徐行する必要がないフリーフローETCというアンテナを設置して通行料を徴収します。
NEXCO西日本佐世保工事事務所の上野清所長は「4車線化が完成すると走行性や安全性が向上する 地域の発展に寄与できると考えている」と述べています。
現在、そして23日からも、西九州道の佐々と佐世保中央までの区間は無料です。
しかし、例えば佐々から佐世保大塔まで走行した場合、これまでは普通車で佐世保中央と大塔までの160円だけ払えばよかったものが、3月23日からは370円になります。
ETCの車載機がない車だと、途中の相浦中里で乗ったとしても、料金所で最大料金の370円を支払う必要があります。佐世保中央をまたぐと、料金が発生します。
佐世保中央で降りて再び乗り直せば無料で走行できそうですが、佐世保中央で15分以内に乗り直した場合は続けて走行したとみなされ、370円のままです。
料金体系が複雑になることからNEXCO西日本は利用者に確認をと呼びかけています。