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航空会社×自動車会社で大規模災害に備え 「脱炭素」社会の実現へ連携協定【長崎県大村市】

2025年03月13日 18:36

航空会社と自動車メーカーが「脱炭素」でタッグを組みます。

電気自動車を使って大規模な災害、停電時には飛行機の運航管理などに活用する取り組みです。

連携協定を結んだのはオリエンタルエアブリッジと日産自動車、日産プリンス長崎販売の3社で、13日に長崎空港で締結式が開かれました。

目的は脱炭素社会の実現に向けた取り組みでの連携です。

オリエンタルエアブリッジは今回初めて、電気自動車を2台導入し、空港内の車両としても活用します。

「走る蓄電池」とも呼ばれる電気自動車。

災害などでの停電の際には、電気自動車の電力を飛行機の運航管理に必要な社内の監視システムや通信機器などに使用します。

オリエンタルエアブリッジ総務部 山崎秀之 部長
「車から建物に向けて1.7キロワットの電気が流れている」「災害時、大規模な停電があった時に、まず運航を管理する部署を復帰させる」「そこを復帰させて飛行機の運航を継続する」

今後は、3社合同でイベントを開いたり、飛行機と電気自動車での移動を組み合わせた離島ツアーを開くことも検討します。

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