2025年04月25日 18:13
匿名・流動型犯罪=「トクリュウ」取り締まり強化へ対策会議 県内も1年で11億円超の被害【長崎】
2024年7月、佐々町発注の公共工事をめぐり、入札を前に最低制限価格を知人に教え、特定の業者に落札させた官製談合防止法違反などの罪で 28日に長崎地検は古庄剛 町長を起訴しました。
起訴されたのは佐々町長の古庄剛 被告(77)と佐々町の元会社員の山口情二 被告(62)と、元建設会社代表の木田栄三 被告(53)です。
起訴状によりますと、古庄被告は2024年7月、町内の団地の給水管改修工事の指名競争入札をめぐり、入札を前に最低制限価格に近い金額を電話で山口被告に伝え、木田被告が代表を務めていた建設会社に不正に落札させたとして官製談合防止法違反の罪に、3人は競売入札妨害の罪に問われています。
落札金額は1659万円で、最低制限価格との差は1万6700円でした。
長崎地検は証拠に関わるとして、3人の認否を明らかにしていません。