ホームニュースウクライナ出身の指揮者が母国の支援イベントで長崎などの演奏家と共演 

ウクライナ出身の指揮者が母国の支援イベントで長崎などの演奏家と共演 

2025年04月02日 12:05

ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナを支援する音楽イベントが3月31日に長崎市で行われました。

市民向けに公開された「ウクライナ支援チャリティーイベント」です。

ウクライナ出身の指揮者オクサーナ・リーニフさんと、長崎などの演奏家で構成するこの日限りのオーケストラ団がベートーヴェンの交響曲第7番を奏でていきます。

「始まる前にポーズ(休止)することを忘れないで。スピード重視で」

音楽が完成していく過程を知ってほしいと、あえて練習風景から公開されました。

オクサーナ・リーニフさん
「ウクライナで特に戦争において、厳しい状況に置かれている若者たちにとって日本の皆さんが助けの手を差し伸べてくれることは単に国際的に演奏ができること以上に、世界の中で自分たちが忘れられていないということを確かめるために大きな意味がある」

オクサーナさんが設立した交響楽団を(ウクライナ青少年交響楽団)支援する募金箱も設置され、訪れた人は音楽を楽しめる平和の尊さをかみしめているようでした。

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