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「魚ん町+」昭和レトロな団地が生まれ変わってグランドオープン テナント入居で長崎のまちづくりの拠点に

2025年04月08日 20:14

全国に5棟しかない戦後最古の団地が長崎市に残っています。「旧魚の町団地」です。この昭和でレトロな団地が、新たなまちづくりの拠点として生まれ変わりました。
 


6日にグランドオープンした、長崎市役所そばの「魚ん町+」。



建物は鉄筋コンクリート造りの4階建てで、戦後間もない1949年から2019年まで県営住宅として使われていました。



長崎県は当初解体を検討していましたが、同じ型の公営住宅は全国に5棟しかないことなどから活用に舵を切り、公募した民間の事業者のもと去年から改修工事を進めてきました。

ココトト合同会社 伊東優さん
「ご入居いただいた方々、これからご入居、利用いただく方々と共にこの場所をつくり上げていく」



「交流の場」として開放的な空間に仕上げたシェアキッチンや、産後ケアを受けられる助産院やシェア型書店などのテナントが入っています。

5月半ばのオープンを目指す宿泊施設には、昭和40年の暮らしを再現した2部屋が設置されています。

訪れた人は(20代女性)
「レトロで可愛い 住んでみたい」

ココトト合同会社 田中伸明さん
「子供からおじいちゃんまで来てくれて「いいね」と言ってくれてすごくうれしい」
「こういう場所でこういうことをしてみたい、と活動が広がっていくのが、将来的に長崎にとっていいことなのではないか」





古くて新しい地域の交流拠点「魚ん町+」では、テナントの入居者を募っています。

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