ホームニュース 「自動運転」関連の企業が長崎市に進出 三次元地図の開発や実証実験手がける

「自動運転」関連の企業が長崎市に進出 三次元地図の開発や実証実験手がける

2025年04月14日 18:15

自動運転の事業にも参画している企業が長崎市に進出です。

自動運転の実証実験は今年度、大村市でも計画されていて、普及に向けた大きな一歩となりそうです。

県や長崎市と立地協定を結んだのは、愛知県名古屋市に本社を置く「アイサンテクノロジー」です。

測量・土木向けのシステム開発などを行っています。

地震のリスクが低い長崎市にサブデータセンターとして、「長崎DXラボ」を開設し、今後、IT人材を確保して製品開発や自動運転のエンジニアチームの立ち上げなども行う計画です。

アイサンテクノロジーは、自動運転の分野で高精度の三次元地図の開発や実証実験を手掛けています。

1秒間に200万発のレーザーを出す機器で測量していて、30メートル先でも1ミリの誤差もないほど精度が高いといいます。

加藤淳 代表取締役社長
「横断歩道もあれば、歩道橋もあれば、信号もあれば、電柱もガードレールもあると。そういったものをしっかりと地図データのところに認識を入れさせながら、走りながら地図データと自分の車の位置情報を照会しながら、あわせながら精度を高めて走っていくということが可能になりますので、非常に安心安全を担保するのに、この地図データは欠かせない」

国土交通省は2027年度に全国100カ所以上で、無人の自動運転移動サービスの実現を目指していて、アイサンテクノロジーも事業に参画しています。

長野放送記者
「バスはぶれることなく、非常に安定しています。非常に乗り心地もいいです」

長野県塩尻市では今年1月、バスがドライバーなしで公道を走る「レベル4」の自動運転の実証実験が行われました。

県内では長崎空港と新大村駅の間の三次元地図を作成していて、国への申請が通れば、早ければ今年夏にも自動運転の実証実験が始まる見込みです。

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