2025年04月29日 18:24
「へのへのもへじ」7文字にオリジナリティ競う 書道に楽しく触れる「選手権」【長崎市】
今年は昭和100年にあたります。
戦争や大きな災害に見舞われながらも、戦後の高度経済成長やポップカルチャーに彩られた64年にわたる昭和の時代が注目される中、長崎市で昭和にこだわったイベントが開催されました。
懐かしの昭和のお宝がずらり。
長崎市の中通り商店街で開かれた「昭和ピクニック」は「昭和の日」に昭和のファッションで昭和を楽しもうというイベントです。
銭湯に路面電車、移り変わる町をテーマに話に花が咲きます。
長崎都市・景観研究所 平山広孝 所長
「多世代で交流できるんですよ、昭和の話って」「(以前開いたイベントで)昭和の日に、昭和の恰好をして、昭和のおもちゃを持って集まると4、5時間いれたんですよ。それが面白くて、自分たちが変われば町も楽しめる」
昭和の思い出を語る座談会の後、参加者は中通り界隈に残る「昭和」を探しに出かけました。
幼稚園の帰りに母と買い物をした和菓子屋さんでパチリ。
この地域で子供時代を過ごした岡村真理さん。
普段から長崎の日常をSNSに投稿する活動をしています。
「昭和」を探せば、自分の思い出と重なります。
岡村真理さん
「教科書とか新聞には残らないけど、自分にとってはすごく価値のあるもの」「昭和の自分たちや自分たちの上の世代の普通の日常の歴史、日常の暮らしを記録、アーカイブしていきたい」
大人には懐かしく、今の子供たちにはちょっと新鮮な昭和時代、ブームはまだまだ続きそうです。