ホームニュース“金属バットを手に不審者”が…テロ対応訓練を 「ながさきピース文化祭」開会式会場で【長崎県佐世保市】

“金属バットを手に不審者”が…テロ対応訓練を 「ながさきピース文化祭」開会式会場で【長崎県佐世保市】

2025年05月28日 18:23

ことし9月に始まる「ながさきピース文化祭」を前に、開会式が行われる佐世保市の会場でテロを想定した訓練が行われました。

佐世保市の「アルカスSASEBO」で行われたテロ対応訓練には、県警と施設の職員約100人が参加しました。

イベント中に金属バットを手に現れた不審者がバッグに爆発物を持っていた、という想定です。


警察
「金属バット以外に何か持っていますか」

職員
「黒いバッグを肩から掛けています」

警察
「刃物とか危ないものは持っていませんか」

職員
「今見えているのはバットだけ」

アルカスSASEBOは、ながさきピース文化祭の開会式の会場です。

大きなイベントを控えて行われた訓練は、不特定多数の人が集まる場所でのテロの発生に備え、県警と施設の連携強化を目的としています。

28日は不審者の制圧や観客の誘導、爆弾処理の動きを確認しました。

県警本部 川本浩二 警備部長
「有事の際にそれぞれの職員が自らの役割を理解し、自分たちの判断で動けるように、日ごろから定期応用や訓練を重ねてほしい」

県警は今回の動きを振り返り、ピース文化祭開催に向け、様々な事態に対処できるよう準備を進めるとしています。

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