ホームニュース危険度高いウィルス扱う「BSLー4施設」 長崎大が緊急時の試験放送を10月に実施へ

危険度高いウィルス扱う「BSLー4施設」 長崎大が緊急時の試験放送を10月に実施へ

2025年07月03日 16:15

BSL-4施設で不測の事態が起きた際に使うスピーカーについて、長崎大学は聞こえ方を調べる試験放送を今年10月に実施する予定です。

長崎大学は2日、地域の住民などと意見を交わす地域連絡協議会を開き、今年10月にスピーカーの試験放送をすると伝えました。

BSL-4施設ではエボラウイルスなど危険度の高い病原体を扱います。

スピーカーは事故などの緊急時を周辺住民に知らせるために大学が設けました。

2024年1月の試験放送では、周辺の26地点中、17地点でチャイムが聞こえなかったことなどが課題となっていました。

2日は大学が用意した4種類のチャイムを聞き比べました。

緊急性を伝えるには不安を覚える音が望ましいとの声や、不安を煽るのではなくチャイムを繰り返したり、聞かせ方に工夫が欲しいといった声が上がりました。

大学は訓練を繰り返しながらチャイムの種類や音量などを検討したいとしています。

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