2025年09月05日 18:34
「移動式木造住宅」で災害時の備えに 地元企業が製造、地震被災地の仮設住宅にも
自分たちが植えた稲を鳥などから守ろうと、諫早市の小学生がかかしづくりに挑戦しました。
要らなくなった服や丸めた新聞紙を詰めて、より大きく見せます。
かかしを作ったのは、諫早市立小長井小学校の5年生です。
地域の歴史や文化を学ぶ体験学習の一環で、1997年からこの地区に伝わる「古代赤米」の田植えと稲刈りを続けています。
5日は穂が出てきた赤米をスズメなどから守ろうと、農家の人たちに教わりながら、高さ180センチから2メートルほどのかかし5体を作って田んぼの周りに立てました。
新宮花鈴さん
「服を着せるところが少し難しかった」「かっこよく出来てよかった」
永渕茉紘さん
「鳥とかに食べられず、元気な米になるよう見守ってほしい」
古代赤米ふれあい事業実行委員会 馬場正邦 会長
「いつもよりいいのができたかなと」「(体験した)子供たちの中に将来、農業に興味関心を持って小長井に戻って来てくれたら」
今年は天候に恵まれて例年より10日ほど早く、穂が出ています。
子供たちは10月中旬に稲刈りも体験する予定です。