2025年09月09日 18:40
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長崎市の平和公園で核兵器廃絶を求める座り込みがあり、石破総理の退陣表明に対し、被爆者などから政権への批判の声が上がりました。
513回目となる反核9の日の座り込みは、長崎市の平和公園であり、被爆者や被爆体験者、労働団体の関係者など約90人が参加しました。
約30分の座り込みでは、その時々の政治や社会情勢へのスピーチが続きますが、9日は退陣を表明した石破総理が話題の中心となりました。
県平和運動センター被爆連 川野 浩一 議長
「何もしない、何もしようとしない、いや、しようとしても何もできない政権、責任者、存在感がない政権責任者」「(核兵器廃絶と)世界の平和を訴える総理を、そういう総理誕生を私たちは作りたいと思っています」
被爆体験者の山内武さんは8月9日、石破総理と面会し、被爆体験者問題の解決を求めました。
被爆体験者 山内武 さん
「厚労大臣や政府要人と会ったけれども何の進展もない、何のために会ったか」「(2024年は総理面会の後)合理的な方法で進めるということを言ってもらって一歩前進した、今回は何もない、ほんと、顔だけ会って、手をちょこっと握った」
強い日差しが照り付ける中、参加者は核も戦争もない平和な社会を作ろうと拳を高く上げ、座り込みを締めくくりました。