2025年10月02日 21:00
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9月、長崎市の女神大橋で起きた死亡事故で監視員が停車している乗用車に気付かなかったと指摘されている点について、長崎県は24日「元々、監視員は常にモニターをチェックする体制にはない」と説明しました。
長崎市の女神大橋で9月13日、大型トレーラーが普通乗用車に追突する事故がありました。
大型トレーラーを運転していた男性は海に転落し、死亡が確認されています。
事故当時、乗用車は駐停車禁止の橋の上で約30分間にわたり停車していたことが分かっています。
24日に開かれた県議会の観光生活建設委員会で、県はカメラのチェック体制など女神大橋の監視について説明しました。
長崎県土木部 道路建設課 平 博敏 課長
「元々、監視カメラは事故を未然に防ぐことを目的として設置しているのではなく、異常気象や事故発生時の通行規制を速やかに行うことを目的としている」
「(監視員には)様々な業務があるが、可能ななかで(異常を)確認した際には拡声器などで移動するように促している」
県は「監視員には道路情報板の操作など他の業務もあり、24時間モニターをチェックする体制ではない」とし、「今回の事故当時も監視員は他の業務中で、モニターは見ていなかった」と説明しました。
県は今後、監視体制の実態を把握し、より実効性のある監視体制のあり方を検討するとしています。