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世界の医師が被爆地に集う…核戦争防止へ国際医師会議が開会 「核なき世界の実現と命の尊厳を守り抜く」

2025年10月02日 11:53

核なきの世界のため、世界各国の医師が集まり、医療者にできることを話し合うIPPNW= 核戦争防止国際医師会議が開幕しました。

長崎市の出島メッセ長崎で2日から始まった国際会議には世界34カ国から約300人が集まりました。

IPPNWは、命を救う医療関係者の立場から核戦争を防ごうと1980年に設立されたもので、被爆80年にあわせ今回、長崎で会議が開催されました。

県医師会 森崎正幸会長(IPPNW 長崎県支部長)
「今回の大会のテーマは核なき世界、長崎を最後の被爆地にです」「核なき世界の実現と命の尊厳を守り抜くという医療者としての決意を改めてここに表明いたします」

開会式ではIPPNWのほか、日本被団協やICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)、パグウォッシュ会議の代表が初めて一堂に会しました。

日本被団協 田中熙巳 代表委員
「核兵器は非人道的であるということを必死になって証言してきた。そのことを若い人たちが引き継いでいっていただきたい」

会議は4日まで開かれます。

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