浦上天主堂のステンドグラス等を清掃　高所のプロが作業車使ってボランティア

配電や空調設備などの工事を行う企業が15日、長崎市の浦上天主堂でボランティアの清掃活動を行いました。

最大15メートルの高さまで届く高所作業車を使って作業員がステンドグラスをきれいに磨いていきます。

清掃活動を行ったのは10月から「クラフティア」に社名変更した旧・九電工のグループ社員約100人です。

普段から電柱に上って配電工事をしていて、高所作業はお手の物です。

作業員
「破損している箇所もあるので傷つかないように優しくすること、普段手が届かないところなので、できるだけきれいにしようと思っている」

クラフティアでは社会貢献の一環として「さわやかコミュニティ旬間」を設けてボランティア活動を行っていて、浦上天主堂の清掃活動は今回で18回目です。

クラフティア長崎支店 友池昌寛 支店長
「県内外の多くの人が、すばらしい建造物を気持ちよく見ていただきたい思いを込めて、清掃活動をさせていただきました」

10月24日までの期間中、長崎市への防災簡易トイレの寄贈も行うということです。