半世紀ぶり国の「指定野菜」に… 全国7位の出荷量で「いいブロッコリーの日」は売り場も賑わい
11月26日は語呂合わせで「いいブロッコリーの日」です。
長崎県の出荷量は全国7位。
ブロッコリーは今や、消費者はもちろん「国」も注目する重要な野菜になっているんです。
長崎市内のスーパー。
青果コーナーでは、多くの買い物客がブロッコリーを手にしています。
そのわけは…
買い物客
「ビタミンもすごく取れるので、意識して買っている」
買い物客
「茹でたらすぐ食べられる。子供も好き」「食べたいときは買わざるを得ないが、高かったらちょっと躊躇する」
野菜の作付面積は全国的に年々減少傾向にあるなか、ブロッコリーの出荷量はというと、需要の高まりに比例し、ここ10年で約30%も増えています。
ゆめタウン夢彩都 飛弾陸弥さん
「(料理の)汎用性も高いので、いろんなお客様に手に取ってもらえる」「金額的に前年とは変わりないが、お客様が手に取りやすい金額で提示できるよう努力したい」
今や私たちの食卓に欠かせないブロッコリー、農林水産省は2026年度から指定野菜への追加を決めました。
指定野菜とは、特に消費の多い野菜を安定供給させるのためのもので、現在は14品目。
新たに加わるのは1974年のジャガイモ以来、約50年ぶりです。
KTN記者
「県内のブロッコリーの一大産地・雲仙市。いま収穫は最盛期を迎えています」
雲仙市吾妻町では毎年10月から翌年の6月にかけてがブロッコリーの収穫時期です。
生産者 本多一磨 さん
「適期を逃さずに(ブロッコリーを厳選して)収穫している」
指定野菜になると、価格が下落した際に国から支援を受けられるようになり、生産者も関心を寄せています。
本多一磨 さん
「(昨今は猛暑など)天候不純なときもあり、今までにない病気になり、品種を変えながら対応しているが苦労している」「(指定野菜になることで)値段が安定して、自分たちにも安定して収入が入って来るのではと期待しています」
産地によって出荷時期が異なり、ブロッコリーは年間を通じて私たちの食卓に届けられます。
雲仙市の3つの町で収穫されたブロッコリーは集荷場に運ばれ、冷蔵庫でひと晩冷やし氷詰めして出荷。
ほとんどが関東や関西向けで、昨シーズンを上回る年間2500tを見込んでいます。
最近では、ブロッコリー栽培に新規で参入する人や若い生産者も多く、集荷場でも期待の声が聞かれました。
JA島原雲仙 西部基幹営農センター 柴田英敏 さん
「農家もブロッコリーをひとつ作るには、かなり経費と手間をかけている。労働に見合った売価で取引されるのが望ましい、それが生産の維持につながるのでは」
寒くなると甘みがさらに増してくるブロッコリー。
これからますます身近な存在になりそうです。
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