「新型コロナ」関連融資の返済は順調 5割以上返済の企業が半数近に 返済時期がピーク迎え不透明感も

新型コロナ関連の融資を受けた長崎県内企業のうち、5割以上返済している企業が半数近くにのぼっています。

帝国データバンク長崎支店によりますと、新型コロナ関連融資を「現在借りている」企業は28.7パーセントでした。

このうち、融資の5割以上を返済した企業は48.1パーセントと、2024年から3.7ポイント増え、未返済の企業もないことから、返済は着実に進んでいるとしています。

一方、経済情勢が不透明感を増すなか、融資の返済時期がピークを迎え、今後は倒産状況を注視する必要があると指摘しています。