ホームニュース県が認めたミス巡るチェック体制は…ダム建設予定地の住民などが国交省の担当者にヒアリング

県が認めたミス巡るチェック体制は…ダム建設予定地の住民などが国交省の担当者にヒアリング

2025年12月05日 19:03

長崎県東彼杵郡川棚町に建設中の石木ダムについて、ダム建設予定地の住民と県選出の国会議員などが国土交通省の担当者にヒアリングをしました。

4日、参議院議員会館であったヒアリングには石木ダム建設予定地の住民や山田 勝彦 衆議院議員などが参加しました。

市民による石木ダム再評価監視委員会の宮本 博司 副委員長は2025年4月、地元での説明会で、県が上流での氾濫を考慮せずに被害想定額を算定したとミスを認めたことを受けてチェック体制について質問しました。

市民による石木ダム再評価監視委員会 宮本 博司 副委員長
「県がそれでいいと思うとやってきたから国交省は何もチェックを入れずにそのまま補助金をつけるのか」

国土交通省の担当者
「県からの対応方針と決定理由を踏まえて判断している。県の公共事業評価監視委員会で審議されている細かい具体な内容までは詳細には聞いていない」

国交省の担当者は「再評価にミスがあったのか県に確認する」としています。

7日には大石知事も出席し、石木ダム建設に反対している13世帯への説明会が開催されます。

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