投資取引で得た利益の税金名目で296万円を騙し取った疑い 台湾籍の男を逮捕 詐欺目的で入国か

11月、兵庫県で投資取引で得た利益の税金名目で296万円をだましとった疑いで長崎県警は、受け子役の台湾籍の男を逮捕しました。

詐欺と組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、台湾籍で住所不定の無職 林冠倫 容疑者（24）です。

警察によりますと林容疑者は11月、兵庫県内で氏名不詳の複数人と共謀し、無料メッセージアプリのLINEで「投資取り引きで得た利益を引き出すためには税金がかかる」などと嘘のメッセージを送り、投資会社の社員になりすまして80代の無職の女性から現金約296万円をだまし取った疑いがもたれています。

警察は　組織的な犯罪のおそれがあるとして、林容疑者の認否を明らかにしていません。

林容疑者は10月下旬に関東地方の空港から短期滞在を目的に日本に入国していましたが、警察は詐欺をするために入国した可能性もあるとみて捜査を進めています。