県の未来を誰に託すか?立候補表明4人が公開討論 大学生が企画 少子高齢化と人口減少で意見交わす
2月8日に投開票が行われる長崎県知事選挙を前に、立候補予定者による公開討論会が長崎大学でありました。
公開討論会に臨んだのは、知事選への立候補を表明している現職の大石 賢吾さん(43)、 元副知事の平田 研さん(58)、会社代表の宮沢 由彦さん(58)政党委員の筒井 涼介さん(32)の4人です。
この討論会は、SNSや動画では分からない政策や考えを実際に聞き、長崎や日本の未来を考えるきっかけにしてほしいと長崎大学新聞部が企画。
会場には、学生や一般の参加者約120人が集まりました。
学生たちが大きな関心を寄せているテーマは「少子高齢化と人口減少」です。
会社代表 宮沢 由彦さん
「鮭川戦略」
「(子どもたちが)外に出て日本中世界中を回遊して帰ってくる。いろいろな知識、栄養を身につけて帰ってくる。また新しい世帯を作っていく」
現職 大石 賢吾さん
「見たことのない世界を作ろう」
「どんどん発展するテクノロジーを導入するのは当たり前。行政としてできなかったものをできるようにするのが大切」
政党委員 筒井 涼介さん
「最低賃金のアップ」
「子育て支援」「医療介護を支援」
「人口減少の大きな原因の1つで、長崎の給料が低いということが多くの県民から聞かれる。最低賃金をどう引き上げていくのかが喫緊の課題」
元副知事 平田研さん
「命を大切に育てる」
「現役世代の活躍」
「子育て環境を整える、介護の現場をしっかりしていくということは、現役世代が仕事を続けられる、活躍できるという面がある。そのことにより、地域の活性化につながっていく」
それぞれの主張を直接聞いた学生たちが改めて感じたのは、政治に参加することの大切さです。
大学1年生
「このような場に来ないと、政治のことや候補者の政策を聞くことがないので、いい機会だった」
大学2年生
「私たちが自分の意見を持って投票で示していかないといけない」
知事選には佐世保市宇久町出身で元大学助手の田中 隆治さん(82)も立候補を表明しています。
討論会を企画した新聞部では田中さんも加えた立候補予定者の主張を告示前までに発行する新聞に掲載することにしています。
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