ホームニュース西九州新幹線の未着工問題 長崎・佐賀の5市長が国に全線フル規格で開業を要望 財源負担の問題など課題

西九州新幹線の未着工問題 長崎・佐賀の5市長が国に全線フル規格で開業を要望 財源負担の問題など課題

2025年12月23日 11:52

西九州新幹線の沿線にある長崎と佐賀の5つの市の市長などが、22日に国土交通省を訪れ、1日も早い全線開業の実現を要望しました。

国交省を訪れたのは長崎市と諫早市、大村市、それに佐賀県の嬉野市、武雄市の市長など10人です。

加藤竜祥政務官に九州新幹線西九州ルートの全線フル規格化での整備を求める要望書を手渡しました。

西九州新幹線の開業から3年を迎えましたが、佐賀県の新鳥栖‐武雄温泉間は整備方式が決まっておらず、佐賀県の財政負担や並行在来線の在り方などが課題となっています。

長崎市 鈴木史朗 市長
「1日も早く全線フル規格で開業することが大切だと。それを国が主体的に調整を行うこと。これをぜひお願いしたいと」

嬉野市 村上大祐 市長
「佐賀市の、県都の発展と絡める形で新幹線が前進することを期待したい」

国交省側は佐賀県との調整が大切として、今後も水嶋事務次官が対話を続けるとしています。

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