従業員は開業時の5倍の400人 地域活動で「ふるさと企業大賞」長崎・伊王島で宿泊業を営む企業が受賞

地域振興に貢献した企業に贈られる「ふるさと企業大賞」に、長崎市伊王島町で宿泊業などを営む企業が選ばれました。

ふるさと企業大賞に選ばれたのは、伊王島で「i+Land nagasaki」を運営する「KPG HOTEL&RESORT」(長崎・伊王島町)です。

長崎市役所で行われた表彰式には、浅田資継取締役社長兼COOが出席しました。

この大賞は地域の振興や活性化に貢献する企業を表彰するもので、2025年度は全国で11社、県内からは3社が選ばれました。

2018年に開業したi+Land nagasakiでは従業員は現在、開業時の約5倍の400人以上が
在籍しています。

さらに、施設が災害時の避難先になっていることや、買い物が困難な地域の高齢者を島外のスーパーに送迎するなど、地域に根差した活動が評価されました。

KPG HOTEL&RESORT 浅田 資継 取締役社長兼COO
「地域と共に、チームと共に、地方創生を念頭に尽力してきた。まだまだ成長過程の企業かもしれないが、長崎を、九州を、伊王島をもっと活性化し、長崎県、長崎市に貢献していきたい」

鈴木市長は「複合的な取り組みが受賞につながったのではないか」と祝っていました。