2025年12月26日 18:08
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長崎県体育保健課は小中学生を対象に、2025年春から夏にかけて行った体力・運動能力の結果をこのほど公表しました。
調査は、スポーツ庁が体育の授業などの充実のため小学5年生と中学2年生を対象に、全国で2025年4月から7月にかけて行いました。
長崎県内では、小学校305校の1万230人、中学校170校の9572人が調査に臨んでいます。
全国と長崎県内の「上体起こし」の回数や「反復横跳び」の回数、「立ち幅跳び」の距離などの平均の合計点は、小中学校の男女いずれも2024年度を上回りました。
全国的には座った状態での前屈「長座体前屈」はいずれも向上傾向にあり、中学校男女は平均で男子が45.12cm、女子が46.99cmと過去最高の記録でした。
県内の「長座体前屈」は、男子が43.54cm、女子が44.95cmで、こちらも過去最高の記録です。
県内と全国の比較では、34種目のうち20種目で県内が「優れている」あるいは「同レベル」だったほか、「立ち幅跳び」の距離は小中の男女いずれも全国平均を上回りました。
一方、県内の中学校男子の「握力」と「上体起こし」は、全国平均より劣っているという結果となっています。